2025/10/07 踊り場月報日記

皆さんお疲れ様です。わたしは勢いで無職になってから1か月経過しました。「何とかなりそう!」と「何がしたいの?」をシャトルランする毎日を送っております。残念ながら「不安で寝れない…」こともなく、毎日ランニングして爆睡してるので良く悪くも健康です。

9月は講談社様が発行する冊子のお手伝いや、「フライハイワークス株式会社」様からPR記事作成の案件を頂くなど、貴重な経験の詰まった1か月でした。瞬間風速が凄まじくて燃え尽きそうでしたが生きております。お仕事を頂けて本当にありがたい…

月報として情報を整理しても面白くないので、毎度のことながら日記テイストで書かせて頂きます。この記事を読んでくれる稀有なHARF-WAYファンの皆さんに運営者の独白を見て頂きましょう。

ということで、よーいドン!

無職:才能ナシ

何もしないことへの耐性がなさすぎる。世の中に溢れているプロ無職の人は本当に凄い。常に何かをやっていないと罪悪感が襲ってくるし、何かしらの強迫観念に囚われて生活にゆとりがない。私は弱かった。

自分の中でHARF-WAYが会社的な立ち位置で君臨しているらしく、自分の人生なのに生活の主導権を全く握れていない。人生をドロップアウトしたゆるふわ生活が待っていると思いきや、ノリで起業して後悔するアラサーおじさんみたいな生活を送っております。

自分だけに時間を使えるのは嬉しいけれど、志低めのベンチャー社長みたいな生き方で何だかなぁという印象も否めません。何かしらのルールに則って、何事も真面目に取り組む生き方しか知らないんだなと気付きました。無職に才能が必要なんて聞いてなかったよ…

例えば、「時間はたっぷりあるし昼まで寝ちゃうぞ~」とか思っても、「ここで寝てしまったら戻れない気がするし、とりあえず8時に起きてパソコンを付けよう」と勝手に動いてしまう。ファックすぎる。人生一度なんだから自由を謳歌しろマジで。

「今日はボダランを起動して寝ないでレジェ掘りするぞ~」と意気込むも、「いや待て、この時間があれば3作品くらい遊んで作品が紹介できる!」と別作品を遊んでいる。「企業のSNS担当か!」とツッコミながら動画編集ソフトで録画素材を切り貼りする日々。

HARF-WAYに時間を費やせているのは良いことだけど、想像した生活とはかけ離れているな~という感じ。おまけにスケジュール感はぐちゃぐちゃで、行き当たりばったりで生きている。無職と起業のマリアージュ。そのうち死んだらごめんねって感じですね。

仕事を辞めてから1か月しか経ってないので、チューニング不足と見るのが妥当なのかもしれません。期間を決めて本気で休むことも、本腰入れてメディア運営することも出来ていない。どっちつかずの宙ぶらりんな生活が続いております。ひじょーに良くない。

このうだうだが年内まで続くのはギリギリ許せるとして、そこから先も改善の兆しがない場合は考えないとな~と思っています。HARF-WAY畳むのは許されなさそうなので、折り合いの付く形でどうにかこうにか。

ゲーム:めっちゃ面白いよね

そんなの当たり前か。こんな状態でもゲームはちゃんと面白いです。初速から面白さが伝わってくる作品もあれば、舌に馴染んで癖になる作品もある。作り手それぞれの正義があるんだなと気付いてから、学生時代よりもゲームが面白いと思えるようになりました。

ゲームシステムひとつ取っても、何かしらの意図が必ず存在します。数字を伸ばして気持ち良くなるためなのか、制限の中で敵に打ち勝つためなのか、慣れていない人を救済するためなのか。これをぼんやり眺めているだけでも奥深くて面白いんですよね。

ノベルゲームも全く同じ。シナリオの良し悪しで全てが決まる訳ではなくて、見せ場となるシーンで流れる音楽や画面の見え方で印象はだいぶ変わる。全体を通してパッとしない作品でも、心から大切にしているワンカットがあるだけで自分は好きになっちゃうかも。

きっと、ゲームを遊ぶのは楽しいからだけではない。作り手や遊び手との会話でもある。作った人の思惑と、遊んでいる人の感性を交互に並べて、最後に自分の目線を重ねて層を眺める。人間味に触れて嬉しくなっちゃうんですよね。うん、キモイ自覚はある。

あと最近気づいたんですけど、日本語に対応していない作品でもテキストメインじゃなければ何とかなる。最初は理解できないけど、コンテニューするたびにお金が発生する訳でもないので死んで覚えれば意外と遊べるものだなと。これがゲーセンだったら詰み。

直近だとカーリング風の球弾きゲーム「Ringer」って作品が英語のみだったのですが、スコアの増え方から逆算して英語を読解。「Gain Hit mult」的なことが書いてあって、試しに球をぶつけたらスコア倍率が増えて興奮しましたね~。どう考えても悪さできるので。

ほかにも、球にスキルステッカーを貼り付けてスコア倍率が増える能力を付与したり、衝突時にバフを掛ける球でゆったり育成ができたり光るものがありました。面白いのにストアページのレビューは少なく、掘り出し物を見つけた気分でホクホクでした。

といった感じで大量に遊んでいるので、いつでも記事やらZINE風画像を作れる準備”だけ”は進めています。「じゃあ書けよ!」って思いますよね。いやホント自分でもそう思ってるのですが、楽しくてついつい遊びすぎちゃって…時間が…すんません(笑)

いまの状態を良いように言えば充電期間。このまま失踪することはない(たぶん)ですし、Twitterの方ではちょこちょこと紹介動画をぶん投げ続けます。何処かのタイミングで狂ったように書くので待っててね。

方向性:何をすべきか悩む

ここらで真面目な話。ここ最近は自分の文章がパッとしない。とはいえ、技術を磨けば万事解決って訳でもないのがメディア運営。絶え間なくコンテンツを吐き出して露出し続けない限り、広告塔としての機能を失ってしまいます。

浅く広くの方法でアプローチしながら目立ちつつ、深く狭くの記事を公開して関係性を深める。両輪をぶん回したいと思いつつ、片輪ばかり回って真っすぐ進んでいないのが現状。ドリフトしながら進んでいる歪な状態だと自覚しております。

単刀直入にいうと怖いんですよ。記事に注力すればSNSの発信がおろそかになって、全てが止まりそうな気がするんです。認知を取らないと誰も見てくれないと思ってしまう。面白ければ読んでもらえるほど甘くないのに、面白さに全振りする勇気もない。

何処かで「HARF-WAYらしいコンテンツ」が必要と分かっているからこそ、いまの自分がやっている根回しみたいな行動がいやらしく思えてしまう。自分の軸が何処にもなくて、薄っぺらい行動原理に身を任せているのがなんともなぁ~と思うんですよね。

「売れるために何でもやります!!」みたいな強欲さもなく、「良質な記事のために運営を止めるのも厭いません!」みたいな愚直さもない。何かを切り捨てる痛みから逃げて、どっちつかずの運営方針で茶を濁す日々。看板の重さを日増しに感じております。

自分が何をしたくて、何が得意で、何をするべきか。全て混ざっている気がする。そんなの誰でもそうなのかもしれないけど、他人から見た自分と自己評価が著しく乖離しているような気がしてならない。

知名度をゆっくり膨らませて自認していく段階を吹っ飛ばして、業界人に認知されるメディアとして食い込んでしまったので戸惑いがすごい。素直にありがたいけど、立ち続ける度胸がいまの自分には無いと気づいてしまった。ここが課題!!頑張れこうゆう!!

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