どうやってゲームを見つけているんですか~的なことを良く聞かれるので、ちょうど良いタイミングだと思って言語化しながら連載コラムを書くことにしました。今回は【見分け方編】です。
リサーチが上手くなると見える世界が変わります。自分で顔を突っ込むからこそ気づく面白さもあるので、自分流の調べ方を持ってる人は文章戦闘力も高めです。何となく分かると思います。
タイトルにもなっている『キュレーター』とは、博物館や美術館などで「テーマに基づいて収集したものを選別・編集して共有する役職」を指しています。集めた上で何かしらをしている人だと思ってください。
筆者はゲームキュレーターとして活動しているので、作品選びに相当な時間を割いてます。自分のセンスに身を任せて選べるほど面白い人間ではないので、ひっそりとマイルールも作りました。
この記事では、判断基準の一部を紹介できたらと思います。ということで、サクッと見て行きましょう。
〈お品書き〉
・面白さを四則演算で考える
↳異なる要素の『掛け算』があるか
↳メリットのある『割り算』があるか
↳過度に詰め込む『足し算』があるか
↳体験を膨らます『引き算』があるか
具体的な内容と各項目で該当する作品にも触れているので、面白さとはナンジャラホイの方は続きをご覧ください。もちろんゲームリンク付きなのでストアにも即飛べます。ちなみに全部で20作品です。