ゲームに精通している読者の皆さまならご存知のとおり、大人気の採掘サンドボックスアドベンチャー『Core Keeper』が正式リリースから2周年を迎えました。これは筆者の肌感ですが、いまでも最前線で遊ばれている印象を持っています。
筆者の周りには当然のようにエンドコンテンツまで貪り尽くしたプレイヤーが数名おり、ことあるごとに「お前はいつになったら始めるんだ!」と急かされております(記事を書いている筆者は未プレイ勢)。
なんでも、2周年を記念した大型アップデートシリーズ「大口へ続く道」が展開されるそうで、全3回の大型コンテンツアップデートが順次実装されるとのこと。本作の勢いは微塵も衰えることなく、まだまだ盛り上がりを見せています。
※互いにつながりを持つ3つの大型コンテンツアップデートから構成される、『Core Keeper』の集大成ともいえるシリーズ

〈3つの追加コンテンツ〉
第一弾「地下のライダー」
(RIDERS OF THE UNDERGROUND)
第二弾「深淵の試練」
(TRIALS OF THE DEPTHS)
第三弾「裂け目の向こうへ」
(BEYOND THE BREACH)
何がすごいって、ちょっとした追加要素だけじゃないんです。完全新規の「騎乗アクション」や「フックショット」が追加されたり、新規ペットや新しいゲームモードが増えたりと、ゲーム体験に多大な影響を与えるものばかり。
そして面白いのは、これらの要素が「これからゲームを始める初心者」にもフォーカスされている点です。発売から2年を迎えたタイトルのため、既存プレイヤー向けの内容かと思いきや、新規層と熟練層のプレイヤーを考慮しながらバランスよく実装されています。
どうやってアップデート内容を決めているのか、コンテンツの内訳はどうなっているのか、めちゃくちゃ気になるなと。そこで『Core Keeper』のディレクターFredrik氏にインタビューをさせていただきました!
9月21日にリリースされたばかりのアップデート「地下のライダー」の情報はもちろん、本作にかける思いも聞かせていただけたので、ぜひご覧ください。
不便さを解消するための乗り物機能を追加、新ペットのヒントはまさかの『パルワールド』?

――『Core Keeper』の正式リリース2周年おめでとうございます! 9月21日には大型アップデート「大口へ続く道」の第一弾「地下のライダー」が※リリースされるかと思います。
※本インタビューは「地下のライダー」配信前に実施
まずはアップデートの目玉、畜産動物へのライド機能を実装するに至った経緯について教えてください。
フレドリック氏:ありがとうございます!騎乗機能については、ゲームをアップデートするたびにマップが大きくなっていくので、移動面の不便さを改善するために実装しました。
――乗り物に関する意見は、コミュニティ内でも挙がっていたのでしょうか?
フレドリック氏:そうですね。ファンの皆さまからも多くの声が寄せられており、数ある要望のなかでも一番多くのリクエストがありました。
――「地下のライダー」ではライド機能のほかにも、新規ペットが3種類追加されるとアナウンスされていました。
遠距離攻撃を放つペット「ピョコホップ」、敵を気絶させる能力を持つ「アゼオスJr」。残り1体がまだ伏せられていると思うのですが、少しだけでも情報をいただけたら嬉しいです。
フレドリック氏:ヒントですか?そうですね、ちょうど目の前にあるんですよ。

――もしかして、『パルワールド』ですか!??
フレドリック氏:あんまり具体的なことはいえないのですが、残されたペットのヒントは「パルワールド」とだけお伝えしますね。実はこの情報、初出しです(笑)
――いいんですか!とっても光栄です!ぜひ書かせてもらいます!
フレドリック氏:(笑顔で頷く)
――また今回のアップデートで苔に覆われた新たなサブバイオームも追加されると思うのですが、生態系に変化を加える面白いアイデアだと思いました。見た目に変化を与えるアップデートのきっかけがあれば教えてください。
フレドリック氏:現時点の石を基調とするバイオームも美しいと思うのですが、もっと自然の要素を追加したいと考えました。葉や苔を配置することで、世界そのものが生きているように見せたかったのです。




初心者と上級者の両方を満足させるアップデートとは?

――大型アップデートシリーズ「大口へ続く道」では、残り2回のアップデートが予定されています。事前情報を見る限り、ゲームをやり込んだ方向けの内容になるかなと予想しているのですが、詳細について少し教えてください。
フレドリック氏:「深淵の試練」では高難易度コンテンツだけではなく、新しい遊び方を追加する予定です。なので上級者だけでなく、ゲームを始めたばかりの新規プレイヤーでも楽しめる内容になっています。


フレドリック氏:「裂け目の向こうへ」はゲームをやり込んだベテラン向けに作られたガチガチのエンドコンテンツなのですが、そのほかにもゲームの細かいところを改良してゲーム体験を高めていく予定です。

――『Core Keeper』はライト層とベテラン層が入り混じる作品だと思います。コンテンツの内訳として「新規層向け」「熟練者向け」など、さまざまなコンテンツがあると思うのですが、内訳はどのように決めているのでしょうか?
フレドリック氏:『Core Keeper』は農業や建築を楽しむスローライフ的な楽しみ方をする人もいれば、高難易度の戦闘コンテンツを楽しんでくださる方も多くいらっしゃいます。
なのでコンテンツを追加する際は、どちらかの層に偏らないよう心がけています。判断材料としてはコミュニティからの反応や、ゲーム内の統計データを参考にしている形です。
――大型アップデートのほかにも定期的なパッチノートを見かけており、Steamページの開発ログからとても真摯で丁寧な印象を持っています。
フレドリック氏:細かいアップデートも事前に計画していて、優先度のリストを作って順番に対応しています。バグ修正のほかにも、自分が実装したい機能やコラボ関連のアップデートもありますね。

――アップデートをおこなう際、気をつけている点やこだわりはありますか?
フレドリック氏:追加したい内容は山ほどあるのですが、プレイヤーに最も影響を与えるものを意識しています。「ここを変えると遊び方はどう変わるか?」と模索しながら内容を考えていることが多いですね。
アップデートに関する対応リストには優先度とコメントが書かれているので、とても長く、見落としてしまうときもあります。そこに自分が思いついたアイデアや、夢に出てきたアイデアも追加されていくので、膨大な量になってしまいました(笑)
できることならずっとコンテンツを増やしたい「我が子のようなゲーム」
――アップデートに関するさまざまな情報を教えてくださりありがとうございます!既にゲームをやり込んでいる方や、まだ遊んだことのない人にメッセージをいただけますか?
フレドリック氏:今回の大型アップデートは、これからゲームを始める初心者の方でも楽しめるバージョンになっていると思います。フックショットや畜産動物への騎乗といった機能の追加など、快適な移動でゲームを満喫できるはずです。
採掘サンドボックスや基地建設といったジャンルが好きな方は、これを機にぜひ遊んでみてください。
――最終的に『Core Keeper』のゴールはどこになるのでしょうか?
フレドリック氏:いずれアップデートをやめないといけないのですが、このゲームは私にとって子供みたいなものなので、できることならずっと新しいコンテンツを増やし続けたいですね。
今回の大型アップデート「大口へ続く道」を反映し終えたVer1.5がリリースされた後も、この先を遊びたいプレイヤーがいれば、ぜひ続けたいと思っています。
――思いついたアイデアをどんどん投下して、膨らませていくイメージですね。
フレドリック氏:これとは別に「KYORA(キヨラ)」というサンドボックスゲームも作っていて、『Core Keeper』のアップデートと同時進行で進めています。




――本日は貴重なお話をありがとうございました!
フレドリック氏:ありがとうございました!