2026/04/23
『Ecstatic』
マウスオンリーのロックオン型STG。
左クリックでマウスカーソル上に自機が移動。マウスを動かして敵に重ねるとロックオンが始まり、右クリックでミサイルを発射。逃げつつ撃ち込むゲーム性を持ちつつ、キーボードの操作は一切ありません。
マウス一個の操作なのにここまでゲームシステムを綺麗に入れ込んでるのスマート過ぎて感動しちゃった。おもれーよコレ。 pic.twitter.com/hdnZLzFbVD
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) March 20, 2025
本作の自機はクモ。床にぴたっと張り付く挙動でリアルに動き、STGで定番の飛行物体とはかけ離れています。なので、最初は操作に戸惑うかもしれません。
十字キーやWASDを使わない都合上、※チョン避けによる微調整は効きづらく、独特な立ち回りが求められます。動き出しも遅いので、油断してると被弾してゲームオーバーに(もちろん当たれば即死です)。
※一瞬だけ動いて弾をかすめるテクニック
そこをカバーするのがロックオンミサイル。弾を撃ち込む瞬間にプチダッシュが発動するため、敵を倒しつつも敵弾を避ける回避方法として機能します。
攻撃と回避を同時におこない、操作ボタンを減らしてひとつで解決しているのが超クール。システム面がぎゅうぎゅう詰めかと思いきや、意外と噛み合いも良くて気持ちよい操作感に仕上がっています。




『Ecstatic』感想

ちょっと変わったゲームなので、Xで紹介したときは反響を得られないと思っていました。しかし、蓋を開けてみれば面白そうとの声が多く、自分が思っているよりも世界は広いんだなと思った記憶があります。
方向キーを使わない変わったマウス移動、そこにロックオン射撃とダッシュを混ぜたゲーム性、予想もできない遊び方。実際に触ってみると、すべてが喧嘩せずにまとまっていることが良く分かります。
冒頭でお見せした動画のとおりです。
逃げ道にカーソルを添わせてクモを動かしつつ、ササっと敵にカーソルを合わせてミサイルを発射。操作を絞ったことで攻防のジレンマが生まれており、ちょっとした駆け引きを生んでいることが分かります。
そして、ミサイル発射時のダッシュをひとつまみ。避けつつ敵を破壊する絶妙なバランスを保っています。アイディアありきの一発勝負ではなく、プレイヤーの腕前で突破できる工夫が施されています。

またパワーアップアイテムの存在も本作を語る上で欠かせません。アイテムの色別に取得できる能力が異なり、移動速度やロックオンの上限数、なかにはステージを拡張する能力でさえも手に入ります。
自機が放つミサイルを当てることで好きな能力に色替えできるため、狙ったスキルの決め打ちも可能です。この辺は「※ツインビーのベル」とかをリスペクトしてるのかなと思いました。
※ショットを当てると性質が変わるアイテム

一風変わった強化アイテムとして、クモが止まっている間に画面内の動きを遅くする「フリーズ」なんてものも。これがぶっちぎりで強いので、たぶん救済アイテムみたいな扱いなのかな~といった印象です。


本作はローグライクではなくアーケードスタイルの作品であり、運による上振れも下振れも存在しません。ここにあるのは完全な実力主義であり、やればやるほどスコアに反映されるので硬派な作品だと思います。
またステージごとに異なるBGMがセットされ、イケイケビットチューンが流れるのも魅力だと感じました。フリーズ適用中は曲の拍数も低下するなど、こだわりを感じられる点もゲーマー心をくすぐります。
まぁまぁマニアックなゲームかもしれませんが、面白さは保障します。気になった方はストアページのトレーラーを覗いてみて、直感的にビビッときたらぜひとも遊んでみてください。
『Ecstatic』詳細情報

| ゲーム名 | Ecstatic |
| ジャンル | ロックオンシューティング |
| ストア価格 | 700円 |
| リリース日 | 2023年9月21日 |
HARF-WAY コマーシャル
煙草を軸に交差する、ふたつの恋の物語。
無料で、どなたでも。スマホで、PCで、どこでも。
まるで文庫本のような、縦書きビジュアルノベル。
寂しさにも、熱がある。
『Keep Only One Loneliness』

