今回は先行プレイの機会を頂けた素敵なゲームを紹介したいと思います!
発売前プレイレポートなのにネタバレ感想はどうかと思ったのですが、書きたいので……
ネタバレ要素おおいにあります!
この記事はGMODE様からゲーム提供を受けて作成されています。
宝船で七福神と仲良くなろう!
登場人物たちにモノを投げつけ、もといプレゼントを行い好感度を上げていく。
いわゆる牧場ゲーを筆頭に、近年では手強いシミュレーションとして名高いファイアーエムブレムでも実装されていてる要素。コンシューマ・インディー問わず人気であります。
何を隠そう私は男に貢ぐのが大好き!(語弊)
乙女ゲームという世界にハマったのも※ネオロマンスで男たちに貢ぐのが楽しかったせいですし、キャラにプレゼント要素があるゲームはすぐに買いがちです。
そしてなんとこの『虹の降る海』……個性豊かなキャラクターたちに貢げます!!!
※ネオロマンスとは?
歴史ゲームで有名なコーエーの中の『ルビーパーティー』と言うチームが作っているゲームの一群。乙女ゲー史の中では始まりとして記録されることも多い。
信長の野望と同様にやたら細かいステータス管理が仇をなし、男子たちをほっといてシミュレーション要素に夢中になる人が多数発生した罪な作品も。
ちなみに気になるゲームジャンルは「和風ドット絵アドベンチャーゲーム」(公式サイトより)
素敵なドットのマップをうろついてシナリオを楽しむゲームです。わたしは連載初回でマップを歩くゲームを紹介するくらいうろつくのも好き!
本作はどちらかというと女性向けで(なんせかっこいい男子が6人もいる!)恋愛が主軸ではない作品です。とはいえ「女主人公」で「男性キャラに対する好感度要素」があるので乙女ゲーとしても楽しめます。
登場人物は七福神
舞台が宝船と聞いて気付かれた方もいらっしゃるでしょう。『虹の降る海』では7柱の神様、つまり七福神と仲良くなれます。
詳細はSteamのキャラ紹介一覧にお任せするとして、私が気に入ってるのはビシャモンくんです!!!
かわいいね……おっとり喋らない武力系青年かわいいよ……後なんか船の高いところにいる。
そっかあ!高いところわくわくするもんねえ!(不審なおねーさん)
プレゼントも「あざと~~~!!」って感じの好みでした。好きなプレゼントを用意するのは簡単です。なので自分で確かめてみてください。ちょろいです。
またプレゼントをあげる際、好きかどうかのマークが付く親切設計になっています。これは助かる!!
好きなだけ調整して会話差分を見れますね!
それはそうと、穏やかな口調で冷たい男も好きなのでホテイの誘惑がすごいです。趣味も良い。
船内の色々な所に居て出会いやすい上に、体力切れのフォローをしてくれるフクロクジュもだんだん気になってきました。
分岐について
好感度要素があるということは……
ED分岐……あります!
キャライベント……あります!!!
最高!!!!!
そして……数もむちゃくちゃ多い!
最高
!!!
「嘘」について
分岐に関わる、そしてゲームのかなり大きな特徴として「嘘」があります。
選択肢の枠が赤く表示され、同じセリフでも真意を伏せることが可能です。あくまで選択肢のひとつではあるのですが、かなり展開に強い影響がある……はず!
どれくらい嘘をついているかなども…見られている気がします。(コンプリートしてないので断言はできない)
嘘を明確につくことでしか発生しないイベントもあって、ちょっとした緊張感も。と、同時に作品全体に1ランクきれいなだけではない仄暗さも漂います。
これが……良いですよね……とても良い。古い説話をモチーフの仄暗さとても好き!
親切なヒント
『虹の降る海』は差分やイベント数の多いゲームと先述しましたがその数はキャラ当たり10~20程度。キャラごとにEDが複数あって、そして人数は7柱。
こうなってくると攻略が大変になってくるのですが……
なんかありますね?
なんとこれは「その日に起こる可能性のあるイベントのピックアップ」なんです。
メニューページを開けばより多くのピックアップを確認できますし、イベント一覧もバッチリ完備です。
たくさんのイベントの攻略に自信がない人も安心。やりこみたい方も大満足の設計です。
ドットやばくない!?
ココまで貼ってきたスクショを見て、皆さん気が付かれましたでしょうか。
このゲーム立ち絵も美麗ですけど……ドットやばい!!キレイすぎる!!!
ベンテンが居る場所だからでしょうが……き、きものの色鮮やかさ!あまりに美しい!!
このお着物たちのグッズ買えないんでしょうかね……赤い椿柄と青地に白花のお着物が美しすぎる!!
甲板は季節によって装飾が変わったり……
スクショで伝わらないキャラクターの細やかなモーションもあったり!
マップ数は少ないのですが(なにせ船なので!)全MAPが美しく手間のかかった美しいマップです。
ドット絵好きさんはこれだけで元が取れると思われるのでぜひやりましょう!
ちょっと懸念点
さて、ココまで褒めてきましたが、いくつか懸念点があります。
執筆時点での試遊環境は発売前のverでしたが、操作に関するバグと軽微な懸念にあたりました。
本作はマウス、キーボード、コントローラーの3種類に対応しているのですが、操作を受け付けなくなるバグが発生します。もちろん発売までに修正されたり、問題に当たらない可能性もありますが、心に止めていただけたら幸いです。
また、操作に関する挙動が治ったとしても「キーボード単体」の操作性が独特で困惑する場面も。wasd+マウスで操作するにもまた微妙にクセがあり、他のゲームでよく見かける「マウスで対応してない操作はwasdに隣接するキーに指定」もされていません。
ただコントローラー操作は全くクセがないので、コントローラー操作がおすすめかもしれません。
バグではないのですが読み込み時間が微妙に長く、そのままフリーズすることが1周プレイの間に複数回発生したのも懸念事項です。
環境依存の可能性もありますが、心に留めていただければと思います。
おわりに
Twitter(現X)でフォロワーさんがRTしていた『虹の降る海』。古い神話や説話がモチーフのゲームが大好きでチェックしていました。
いざプレイしてみると、きれいなドットのマップにたくさんのイベントがつめられている素敵な宝船でした。私がこれまで書いた連載記事を楽しんでいただいてる皆様であれば、クリーンヒット間違い無しです。
記事では触れませんでしたがスマホ版もあるため、発売が待ち切れない人はそちらもチェックしてみてください!
『虹の降る海』概要
タイトル | 虹の降る海 |
制作 | 白黒羊 様 |
作品ページ | [steam] https://shirokurohitsuji.studio/products/rainbowsea/ [IOS] https://apps.apple.com/app/id1523118441 [Android] https://play.google.com/store/apps/details?id=studio.shirokurohitsuji.rainbowsea |
値段 | 未定 |
発売日 | 夏頃リリース予定 |
筆者クリア時間 | 1周1時間程度 |