色々あって来年発売する『ソドミーファタール』と呼ばれる作品を紹介することになりました。淡い色彩のピクセルアートに魅力的なビジュアルのキャラ。そして舞台はゲイバー。紹介するまでもなく170％面白いに決まってます。
絵柄を見て気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、制作は『狂気より愛をこめて』の開発者『じゃむさんっぽいど』氏が担当。過去もしくは現在進行形で性癖をぶっ壊された紳士淑女の皆様。いま一度立ち上がり、共に咲き乱れようではありませんか。
『ヴァンパイア株式会社』様からメディア初出しの超レアな先行情報も頂けたので、文字は読まずともゲーム画面だけは見ていってください。公式SNS等の情報も漏れなく記載しているので、情報を追いかけたい方は併せてチェックして頂けると幸いです。
この記事は『ヴァンパイア株式会社』様の提供でお送りします
ごく普通の吸血鬼が運営するゲイバー
『ソドミーファタール』はイケメン吸血鬼「アレク」が営むゲイバーを舞台とした、デスクトップウィジェットに属するゲームです。画面を隅っこに呼び出して合間を見ながら遊ぶタイプだと思っていてください。
お客さんは全員ヴァンパイア。人の血を吸う怖いイメージを持っている方もいるかもしれませんが、闇夜に生きる彼ら彼女らだからこその悩みもある模様。性別を意識しないノンバイナリな作風も印象的でした。
プレイヤーは廃棄されていたイニシエイターの「イニス」を操り、お客にカクテルを振る舞いながらお店を盛り上げます。好みに沿った飲み物を提供できるとチップが上乗せされ、獲得したお金でインテリアやジュークボックス内のBGMを増やすことも可能です。
また『オリジナルカクテル』を自分で作れる部分も、今作を語る上で外せないポイントといえるでしょう。容器を選んでエマと呼ばれる材料を調合すると、色鮮やかなエマテルが誕生します。自分で作ったドリンクに名前を付けることも！
言わずもがなの美しいピクセルアートはもちろん、各キャラのセリフからも個性が感じ取れるので間違いない作品だと感じました。テキストADVのような難しい分岐もなさそうなので、気軽に遊べる点も魅力です。
自分でオリジナルカクテルだって作れちゃう
次に今作を象徴とするエマテル作りを見ていきましょう。エマテルは既存メニューのほか、自分で調合してオリジナルメニューを開発することも可能。最初から最後まで自分で作れるのって珍しいですよね。
しかし、ドリンクに必要な材料は都度買い足しが必要です。奮発してゴージャスな飲み物を提供できても、チップが貰えないとジリ貧になる様子。この辺はSLGっぽさもあって個人的に好みでした。
材料を決めたらシェイクに移るのですが、振る回数によって味も変化するとのこと。言われてみれば、容器を振るほど空気を含んで口当たりがまろやかになるので頷けます。柔らかいビジュアルからは想像も付かない、本格的なカクテルが作れそうな予感…！
またイニスはエマテルを作るほか、客の好みを数値化できる能力を持っています。世間話から手探りで好みのドリンクを当てるだけではなくて、味のバランスを見ながら飲み物を提供できるのも面白いですよね。
お金を集めるほど材料となるエマを仕入れられるため、バリエーションもどんどん増える様子。食材をコップの縁に添えてアクセントを加えることも出来るらしいので、やり込みがいのある作品になりそうです。
また自分で開拓したオリジナルレシピには名前も設定できるので、配信者さんが主導となってリスナーと一緒にオリジナルカクテルを作る遊び方も面白そう。バーを舞台とする似通った作品も多いなか、ゲーム性でしっかり差別化している点が印象的でした。
弾んだチップは『ガチャ』に全ツッパ！
何も言わなければアドベンチャーゲームにも見えそうですが、今作はデスクトップウィジェット型のゲームなんです。画面にちょこっと表示できるタイプ。放置ゲームとまではいかないものの、画面に張り付かない柔軟な遊び方ができるのも興味深いなと。
濃厚なノベル作品は嬉しい反面、ちょっぴり腰が重くなることも多いので嬉しい限り。スキマ時間にカクテルを提供しつつ、チップをコツコツ貯めるのが癖になりそう。ルックもイケてて文句なしです。
貯まったお金はカクテルの材料だけでなく、店内に置かれたガチャにつぎ込むことも可能。ガチャからはバーに設置できるインテリアやジュークボックス用のBGMを収集できるため、自分だけのバーを作れるハウジング要素も完備しています。
また個人的に注目したいのがBGM。カッコ可愛いピクセルアートを引き立てる内装インテリアも魅力なのですが、個性的な世界観をしっとり包みこむお洒落な楽曲も素敵なんです。近々、耳にするかもしれないので是非チェックしてみてください。
総じて、ゲーム性もビジュアルも誇張抜きに面白そうなので良作の香りがプンプンします。PRとか抜きにして、多くの方が関心を寄せている作品ではないでしょうか。最後に、制作会社である『ヴァンパイア株式会社』さんを紹介させて頂こうと思います。
HARF-WAY コマーシャル
絵を一切使わずに文字だけで作られたテキストADV『文字遊戯』。様変わりした世界観が目玉と思いきや物語は思わぬ方向に進み、プレイヤーは言葉に干渉しながら世界を書き換えて真実と向き合うことになる。
ヴァンパイア株式会社さんって何者なの？
『ヴァンパイア株式会社』さんは、ゲームイラストの受注制作を中心とするデザイン会社です。『グラホリック』と呼ばれる外部クリエイターと協力してデザインを担当する事業を主軸としており、現在もクリエイターを募集しているとのことです。
過去にはクリエイター『じゃむさんっぽいど』氏を中心として『狂気より愛をこめて』を制作しており、自社開発タイトルでも結果を残しています。作品名は聞いたことがあっても、どの会社さんが作ったのかまでは知らない人も多いのではないでしょうか。
というわけで、凄い会社さんから連絡が来たわけです。ほんとは色々と掘り下げたかったのですが、本題の『ソドミーファタール』から脱線するのでこの辺で。それに、いっぱい書いたら終わっちゃうから……。
ヴァンパイア株式会社の代表である加藤さんと事前打ち合わせをした際、「ヴァンパイアだけの街を作りたい！」と意気揚々に話しており、最高に面白い人だと発覚したので一緒に何かやることになりました。続くかどうかは『あなた』の拡散次第になるのでよろしくお願いいたします。頼むよ！！まじで！！