至高のアナログアドベンチャーゲーム『T.I.M.E STORIES』を紹介

こんにちは!蛮族Vtuberのババンバです。

本日はボードゲーム『T.I.M.E STORIES』の紹介をしようと思います。

『T.I.M.E STORIES』とは?

▲Amazon商品ページより引用

T.I.M.E STORIESは日本で2017年に発売されたボードゲームです。

プレイヤー達はタイムエージェントとなり、様々な世界線へのタイムループを繰り返しつつ与えられた指令をクリアするアドベンチャー作品となっています。

ざっくりプレイ感を説明をするのであれば、アナログで遊ぶTRPGが近い感覚かもしれません。

コンポーネントについて

▲必要な道具が揃った『基本コンポーネント』

T.I.M.E STORIESには、『基本コンポーネント』と『拡張アイテム』の2つが存在しており、遊ぶためには基本コンポーネントを入手する必要があります。

【基本コンポーネントに同封されたアイテム】
・T.I.M.E STORIESで遊ぶためのルールブック
・盤面や駒などのアイテム
・初期ミッション「療養所にて」のシナリオデッキ

T.I.M.E STORIESは基本盤面に対し『シナリオデッキ』を差し替えることで、同じゲームシステムを使いながらも全く別のゲームを遊べるのが特徴です。

このシナリオデッキがよくできており、カードをめくって指定の番号に進むと、アイテムがゲットできたりストーリーが増えたり、進行役を建てず遊べるにも関わらず、未知のストーリーをストレスなく進めることが可能となっています!

基本のゲームシステム・シナリオについて

プレイヤー達は時空を駆け巡るエージェント。様々な時代に飛んで『器』となる人物に乗り移り、それぞれの時代で課されたミッションを達成するとゲームクリアとなります。

ただし、器として活動できる時間には制限があり、時間が一定以上経過すると元いた時代に戻らなければなりません。探索時に獲得した情報やアイテムは、戻る際にすべてロストすることになります。

ゲーム内時間は『場所の移動』『イベント進行』『戦闘を行う』等の要因で減るため、周回を繰り返しながら「この順で移動すると効率がいい」「このイベントはあまり有益でないから見ない」…などRTAをするような楽しさがあります。

クセがありすぎて愛しい器たち

▲プレイヤーが選択できる『器』の一例

ババンバ
この暗黒属性でプレイヤーなのマジ?
ババンバ
器がどんなステータスや特性をもっているかは、選択してからのお楽しみ!

T.I.M.E STORIESは各シナリオごとに時代の『器』が変わり、どのキャラもクセが強くてなんとも魅力的なのです!プレイヤーは問題を解決しようとするいわば正義の人間なのですが、器はその時代に存在する人間でしかないため、犯罪者や闇を大いに抱えた人物だったり、全然強くない一般人だったりします。

プレイヤーが器を選択する際の判断材料は、カード表面に描かれた見た目のみ。取得してはじめて能力値を知るため、各キャラごとのピーキーなステータス振りをアドリブで活かし、得意領域を分担して探索を進めることになります。得体の知れないキャラで試行錯誤する点も、T.I.M.E STORIESの楽しさの一つです。

アナログダイスっていいよね

前述の通り、T.I.M.E STORIESでは戦闘やイベント処理の際にダイスを使用します。指定された値を出すことができればクリア、できなかった場合にはさらにターンをかけて戦闘やイベントを続けたり、デメリットを受けたり…などの結果はすべてダイスの出目次第。

キャラクターごとに振れるダイス数に差はあるのですが、判定の方法自体は難しくなく、一定以上の出目が出ればクリアとなります。イベントの中には一回しかダイスを振れないものや、失敗すると大きな反撃を喰らうものも。

世界観に浸りつつ、最終的に大事な戦いは天に祈りつつダイスを振って結果を祈るのみ…!皆でダイスバトルの結果を見守ってワイワイする楽しさは言わずもがなです。


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美麗なデッキで描かれる世界

T.I.M.E STORIESは、各デッキによって異なる進行が用意されており、一つのストーリーは150枚程度のカードで構成されています。カード内容に被りはなく、1枚1枚に美麗なアートが描かれているのも魅力。また美しさの中にちょっとした不気味さや不穏さもあり、良い緊張感を出してくれます。

背面にはカードの表面に関する絵が書かれており、情報カードと合わせてどういったイベントが起こるか考える判断材料となっています。「戦闘が発生しそうだから私はこのマスに行ってみる」「ここは交渉が発生しそうだからこのマスに行ってみる」といった進め方も可能です。

さらに、T.I.M.E STORIESはあるシナリオではゾンビ物、またあるシナリオでは魔法の世界、古代エジプト、クトゥルフなど全く雰囲気の異なる舞台が用意されております。

ババンバ
どうですか?このラインナップ。
オタクくんってこういうの好きだよね〜♡という幻聴さえ聞こえてくる気がしませんか?
どれも好きに決まってるだろ!

なお、プレイする拡張はどの順で遊んでも良さそうです。私は6作遊んだのですが、飛び抜けてこれが面白い!というよりはこれも面白い…これも面白い…という感じなので自由に選んで良いと思いました。

現在流通している数は少ないのですが、とてもオススメなので是非機会を作って遊んでいただきたいです!

購入は難しいかもしれませんが、下記サイトにT.I.M.E STORIESで遊べるボードゲームカフェが掲載されているのでご参考ください。

【タイムストーリーズが遊べる店舗リスト】
https://bodoge.hoobby.net/games/time-stories/spaces

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