とりあえず下記の画像を見て欲しい。そもそも論として見た目が良い。何がとは言えませんが大迫力。
今回紹介する『ダンジョンデストロイヤー』は、パズルゲーム×ローグライクで構築されており、ダンジョンごとに複数の解き方を用意している点が特徴。
ダンジョンの障害物を破壊or生成して順路を作り、その後は自動操作によってゴールまで最短距離を進む流れとなっています。
敵と殴り合って強引に進むこともできれば、敵を避けつつアイテム回収するルート構築も可能。
最短距離で突き進むとキャラが育たないため、わざと遠回りして敵と戦闘することも重要です。
壁の破壊もしくは生成には体力を消費するため、リソースを管理しながらキャラを育てるのがポイント。
最適解をひたすら紐解くのではなく、先々を考えてアイテム回収やキャラ育成を適宜行わなければクリアできないレベルデザインになっています。
さらにパズルゲームが苦手な人でも楽しめる奥の手として、『強くてニューゲーム』も用意。
その名のとおり、初期体力を一部引き継いで強くなった状態でリトライできるため、多少の力技で突破も可能です。
体力アップによる緩和処置が絶妙で、ちょっと楽になるけどゲーム性が崩壊するわけではない。
敵とぶつかった際や壁の破壊・生成でも体力を消費するため、体力が少し増えるだけで難易度が大幅に緩和されます。
パズルの要領でダンジョンを組み替えて直接ゴールを目指すのではなく、キャラを育てながら試行錯誤して遠回りするのが面白い。
通常のパズルゲームは作者が想定した解法をなぞることを目的としますが、今作の開発者様はこんなコメントを残しています。
このゲームは「作者も想定しない解法がたくさんある中で、最善を発見して進み続けることが目的のパズルゲーム」です。
パズルゲームの文法をローグライクまで拡張したら一段階進化系を味わえるのではないかと思い制作しました。
開発者様のメッセージより引用
頭を捻って一つのギミックを解き抜くパズルも素敵ですが、数ある解法の中から最適な答えを選ぶ瞬発力が求められるパズルゲームも魅力だと思います。
何度も遊べるランダム性も相まって、中毒性の高い作品になっているので是非遊んでみて下さい。
▼『ダンジョンデストロイヤー』の詳細リンク▼