お世話になっております、HARF-WAY運営者のこうゆうです。この度、ご縁があってG-MODE(ジー・モード)さんとの連載コラムを書かせて頂くことになりました。こういう機会もあるんだなと嬉しく思います。
G-MODEさんは電撃インディー大賞でアドベンチャー部門1位を受賞した『OU』や、ドラゴンクエスト創始者『堀井雄二』さんが手掛ける『北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ』のリメイク作品など、数々のヒットタイトルをリリースしています。
【OU】
[プラットフォーム]
Nintendo Switch、Steam
©G-MODE Corporation
【北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ~追憶の流氷・涙のニポポ人形~】
[プラットフォーム]
Nintendo Switch、Steam
URL:https://info.gmodecorp.com/cs/okhotsk/
©G-MODE Corporation
©ARMOR PROJECT
©KADOKAWA
また幅広い層が笑って楽しめるパーティーゲーム『空気読み。』や『鳥魂』など、バラエティ豊かな作品群も特徴といえるでしょう。
前述したタイトルを遊んだことがない方も、名前だけは知っている方も多いのではないでしょうか。
【みんなで空気読み。】
[プラットフォーム]
Nintendo Switch、Steam、PlayStation4
©G-MODE Corporation
【鳥魂 ~みんなでチキン度診断~】
[プラットフォーム]
Nintendo Switch、Steam
©G-MODE Corporation
G-MODEさんは元々『フィーチャーフォン向けアプリ』を主戦場としており、『テトリス』や『オセロ』の版権を取得して当時のiアプリを支えていました。
オリジナルタイトルの代表作として『フライハイトクラウディア』が挙げられます。
【フライハイトクラウディア】
[プラットフォーム]
Nintendo Switch、Steam
©G-MODE Corporation
ここで連載コラムの内容を先にお伝えしておくと、G-MODEさんのゲームプロジェクト『G-MODEアーカイブス』に関するコラム記事を毎月公開する流れです。知ってる人は知っている、知らない人は覚えてね。
G-MODEアーカイブスは『失われゆく、すべてのアプリを救う』をテーマとし、ガラケー時代の名作をソースコードごと復刻するプロジェクトです。アーカイブ化された作品はSwitchもしくはSteamで遊べます。歴史が途絶えないよう保守する活動といえますね。
ハッキリ言うと、当時ガラケーでパケット代を気にしながらアプリを遊んだり、センター問い合わせ連打で好きな人からのメールを待っていた人に向けて書きます。「めちゃくちゃ面白いから皆もやろうぜ!」的なスタンスでは書きません。
環境の変化によってゲームから離れてしまった人に身体を向けて、青春の一時に溶け込んだ思い出のゲームは失われず残っているんだよと伝えるために書きます。なので読む人は限られるかもしれませんね。
折りたたみケータイでぽちぽちズーキーパー遊んだり、モバゲーのミニゲームでハイスコア狙ってた人いますよね。この記事を見ているかは分かりませんが、そういう人もいるはず。現に筆者はそうでした。
最先端の技術や作品のクオリティを楽しむだけがゲームではありません。昔を懐かしむツールとして、端末スペックの都合で削らざるを得なかった時代背景込みで文脈を味わうことも楽しみ方の一つです。
昨今のゲーム業界は目まぐるしい速度でゲームがリリースされ、昔を懐かしんでる暇もなく新作を追いかける方も多いのではないでしょうか。HARF-WAYというメディアの良さはニュース性ではなく、ゆっくりと文脈込みで作品を読み解く部分だと考えております。
G-MODEアーカイブスは最先端とは逆方向。端末の都合上、容量を極限まで削った古き良き名作が詰まっています。これは運営者の偏見なのですが、トレンドから一歩引いたHARF-WAYだからこそ良さを引き出せるんじゃないかなって。
今回の連載コラムはゲーム紹介だけでなく、当時の時代背景や制作時の苦労話といった裏側の部分にも踏み込んでいこうと考えています。アプリからコンシューマ移植に関する話はG-MODEさんしか知らない部分なので、しっかりヒアリングして記載するつもりです。
何の作品を書くかはお楽しみとして、G-MODEさんに怒られない限りほそぼそと書き続けようと思うので、何卒よろしくお願い致します。そしてあわよくば、今回の連載コラムがゲームを引退した世代に届き、わずかでも青春の思い出に浸れる一助になれば幸いです。
ということで皆読んでね!