今週遊んだゲームの記録
遊んだゲームの感触や、まだ文章になりきっていない発見を、説明書をめくるようにまとめています。
お金を騙し取られた主人公が、借金返済のため農業をするゲーム。作物がパズルのピースになっており、配置を調整して引っこ抜くと大連鎖が起きて荒稼ぎできる。真面目に野菜を育ててコツコツ稼ぐとかではない。いままでにないタイプで面白かった。
作物の成長スピードが早く、1日で複数回収穫できるので朝から明け方まで働ける。日中だけ育つもの、夜中だけ育つもの、何回でも収穫できるもの。いろいろなタイプがあるので、とりあえず試してる時間が結構たのしい。
エネルギーが溜まるとフィーバータイムに突入し、引っこ抜いた瞬間にクールタイムなしで新しい作物が生まれる。生産者にとっては夢のような世界観で笑った。前述したパズル要素と合わせると無限採取が可能となり、ちょっとした自動化ゲームっぽさも感じられる。
引っこ抜いた野菜がほかの作物にぶつかって、ドミノ倒しのように畑を均す。体験としては面白かったけど、Steamレビューの反応はイマイチ。これだけで大ヒットとはいかない様子。ジャンルの掛け合わせって難しいなとつくづく思った。
襲いくる邪霊を村人と一緒に撃退するデッキ構築ゲーム。大ダメージを与えて倒すのではなく、村人の「純潔」と「体力」を治癒しながら勝利条件を満たす形。コンボゲームというよりも、じわじわと戦うリソース管理ゲームって感じ。
システムは置いといて、見て欲しいのがビジュアル。中世を感じさせる絵の強さを持ちつつ、少し癖が残るような独特なキャラクターが登場する。可愛いイラストは飽和しているけど、こういった美的センスをぶつけるような絵は多くない。
ゲームシステムも世界観にマッチしていて重苦しい。油断すれば即退場になるギリギリラインを攻めつつ、どうにかこうにか回復して手持ちのカードを強化していく。最後の最後に捲るゲーム性なので、慣れている人じゃないと苦行に感じるかも。
リーサルライン(次に攻撃をくらうと死ぬ境界線)だったり、強いカード(回復&ドローとか)が分かってくるまでが長い。味がするまで時間はかかるけど、独特の旨みがあるので個人的に好きな部類。ジャンクな味わいを求める人には合わないだろうなーと思った。
ステージ上を飛び交う隕石を打ち返して敵を倒すブロック崩しアクション。主人公エイミーがポラリス(北極星)の力を使い、星座の力を持つヴィランたちを倒していくストーリー。
縦横に動けるので好き勝手に動き回りながら戦う形。チャージショットを打ったり、ボールを回収してキープしたり、スキルゲージを貯めて必殺技をぶっ放したり、アクション性は高めの印象。
ゲーム概要に「ソウルライクな戦闘」と書かれていて気になったのだけど、体験版の時点では確認できなかった。確かに戦闘の歯応えはありそうだけど、ここからどうやって進化していくんだろうか。ギミックに富んだボス戦になりそうな予感。
キャラが一人歩きしてフックとなる作品も多いなか、分かりやすさと独自性をしっかり打ち出していて良いゲームだなと思った。固有システムを使って上手く立ち回れば、敵のHPがみるみる溶けていくのも気持ち良い。わくわくゲームズさんらしい作品。
スリムなトトロみたいな激かわ生物を操作するアドベンチャーゲーム。動物たちの冬支度がテーマになってるっぽい。全部かわいい。全部愛おしい。トコトコ走ってるところを見てほしい。これぞ癒しだから。
イラストとアニメーションだけで進行するので言語は不使用。絵本みたいな世界観で進むのも魅力だと思う。複雑な謎解きもないし、入手したアイテムを特定の場面で使えばOK。「アドベンチャーゲーム!」みたいに身構える必要もない。
癒しゲーにも種類があると思っていて、「どや!かわいいやろ!」とプッシュしてくる作品もあれば、「かわいいよね〜〜」と俯瞰する作品もあって、トゥコニは後者の作品だと思う。コージーに圧がかかってないから好みの作品だった。
筆で描いたような絵のタッチが柔らかくて、ページをめくるようにゆったりした癒しが流れていく。オリジナルの生き物が主軸になっていて作家性の強い印象だった。いろいろな人に愛されてほしい。
サーフィンとデッキ構築を合わせた作品。これって成立するのか?と訝しんでいたけど、ちゃんと波乗りを意識して作られててびっくり。「面白そうだから合わせてみました」のおざなり感が残る作品も多いなか、題材を雑に扱っていなくて好印象だった。
相手と技の得点を競いあい、最高得点が高かった方の勝利。ここはスポーツ競技とほぼ同じ形式で勝敗が決する。最初に波の選択から始まり、その種類によって後述するトリックカードの得点倍率が変化する形。
縦波だったらジャンプ系の技が高得点になって、横波だったら移動系の技が高得点になる。競技としてのサーフィンとゲーム性ががっちり握手しているのが良かった。どっちの角度から見てもずれてないので、違和感がそこまでなくて上手いなーと思うなど。
サーフィンなんだからアクロバティックなアクションゲームの方が相性的には良いと思うけど、あえてデッキ構築として組み込んだ心意気にグッドボタンを押したい。どちらも好きなんだろうなと思う。こういう自由な発想をちゃんと形にした作品が増えるといいな。
ピンボールで戦闘をおこなうローグライク。各種ギミックに球をぶつけて専用ゲージを貯めて、必殺技で一気に片付けるって感じ。ちょっと触った感じだと、ボールを撃ちだすコントロールが悪くてもなんとかなりそう。
似たような作品は結構あると思うんだけど、この作品はピンボール要素に依存していないから遊びやすい。スキルを使えばエイムショット(好きな方向に球を飛ばせる)も使えるので、フリッパー操作が下手でもリカバリーが効きやすい。
ピンボールゲームは愛好家が存在するジャンルなので、好きな人向けに作られる作品が多い印象があって、遊ぶとしてもハードルが比較的高いと思う。そんな中、本作はアクションゲームにグッと寄せている感じがしたのでおすすめしたい。
不意に思ったんだけど、フリッパーの使い方って一度覚えれば応用も効くだろうし、習得できれば腐らないスキルなのかもしれない。基礎力を身につけたいと考えた時に、本作みたいにスキルのイカサマができるゲームが必要なんじゃないかなーとか思ったりした。
2丁のリボルバーを交互に撃って敵を殲滅するサバイバー系作品。銃ではなく特殊な弾を詰めることで、間接的に武器を強化していく流れ。カスタムバレット(弾を改造できるシステム)ともちょっと違っていて、独特の味がするので印象的だった。
獲得した銃弾はランダムにセットされ、発射する順番に関しては自分で決めることはできない。「前にセットされた銃弾数を増やす」みたいなバフ弾も獲得できるので、バカスカ撃ってるとたまに超火力を出せたりして面白い。
だいたいのローグライクは強いレリックを獲得して惰性でプレイみたいになりがちだけど、このゲームは銃弾をリロードするたびに異なる弾幕が発生するので見ていて飽きない。味付けをちょっと変えるだけでも体験って変わるんだなと思った。
でも一個だけ微妙だったのが、無敵回避がないところ。解放されてないだけかもしれないけど、弾幕が飛び交うゲームで逃げ道を潰すのはどうかなと思った。やられる前に弾幕で倒せとかなのかもしれないけど、もうちょい甘えさせてくれ。
2.5Dのベルトスクロールアクション。キャラクターに厚みがあるので、レトロ系なんだけどちょっぴり新しさも感じられる。いってることめちゃくちゃな気もするけど、そこはフィーリングで感じ取ってほしい。
ベルスクは3Dアクションとは違って軸移動(奥行きをずらす)を活用した回避行動がメインなんだけど、このゲームは動きが軽くて特有の気難しさを感じさせない。挟み撃ちだけケアすれば難しくないのかなー、とか思ったりもする。まぁ体験版だからなんともだけど。
複数のジャンルを触ることが多いので、ファーストインプレッションが良いと大変嬉しい。やり込んだ先に生まれる面白さも大切だと思うんだけど、初動でどれだけポジティブな印象を与えるかも同じくらい重要なんだろうなと。
ゲーセンに通ってはないけれど、新旧を感じるゲームだと思った。レトロゲームは難しくあるべきみたいな「通過儀礼説」を提唱するベテラン勢の気持ちもわかるけど、門を狭めると歴史は潰えてしまうから積極的にチューニングしてほしい派。
タワーパズル(ピースを縦に詰む系のジャンル)とタワーディフェンスを合体させたゲーム。「なにこの合わせ方、珍しっ!」と唸る。両方タワーの名を持っているし、言われてみれば似通ってるなーと思うなど。
ボーダーラインまでピースを積み上げて、あとはユニットを設置して拠点防衛に入る形。グラップリングフックをぶち当てて敵を妨害したり、ピースを投げて壁を作ったりできる。面白い。
もちろんHP等の概念はない。だけど、積み上げたピースにタックルされると崩れてしまうので、しっかりタワーディフェンスだった。積み木で塔を作って守り切るみたいな感じ。ゴムバンドみたいなフックシステムが良い味を生んでいる。
似ている作品(はたらくUFO、どうぶつタワーバトルとか)は見たことあるけど、ちょうどすり抜けている印象。こういう得体の知れないゲームは下火になる傾向が強いけど、どうにかいろいろな人に届いて欲しい。
リュックサックのような蜘蛛と一緒に敵を倒すTPS。地面は毒沼になっており、基本的にぶら下がりながら戦う。振り子運動でゆらゆら動いたり、フックポイントにダッシュ移動できて機動力も高め。体験版だけどおっっもしろい。
大きく動いて避ける大原則は他作品と変わらないけど、地上に降りないで糸と一蓮托生するのが蜘蛛っぽくて良かった。エイムアシストも強めなので大雑把な撃ち方でも当たるし、コンセプトの独りよがりになっていなかったのも好印象。
グラップルにミスると当然ながら落下するんだけど、当たり判定も緩いので雰囲気でフック移動が可能。距離があって届かないときも、蜘蛛の糸をパラシュートにして移動できるので問題なし。こういう補助輪が付いてると「キミ、分かってるね……」となる。
キャラデザもリアル系じゃなくてカートゥンっぽくて愛嬌がある。とはいえ、虫がうじゃうじゃ湧いてる場所が舞台なので苦手な無理かもしれない。ゲーム的には「Sunset Overdrive(筆者が好きなゲーム)」に似てるかも。
無免許の医者が激やば患者を治療するブラックコメディADV。カルテと証言をベースに病名を特定し、好きな場所に注射器をぶち込むまでワンセット。ほかにも、脳みそを交換したり、心臓を思いっきり叩いたり(心臓マッサージ)、やりたい放題で清々しい。
めちゃくちゃ借金がある設定なので、返済できなかったときはボコられミニゲームが発生。やってることも、やられてることもブラック。とはいえ、終始明るい雰囲気なのでギャグゲーとして落ち着いてる感じ。
ネタに走って出オチするなんてこともなく、設定が凝っているのでじっくり遊べそうなのも良かった。体験版なので全部は触れてないけど、ゲーム性の上にブラックコメディが乗っているので安心して遊べるなーといった印象だった。
300人近くいるキャラクターの声をディレクターさん一人が担当していて、なんとか捻りだしてる感を楽しめるのもポイント。人を感じられるコンテンツって良いよね。ちゃんと作られたバカゲーを浴びたい人におすすめしたい。
Super Farming Boy
〈Super Farming Boy〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 17, 2026
農業とパズルを合体させた作品。せっせこ作物を育てて引っこ抜くと、別の作物にぶつかって収穫が連鎖する。コンボもしくは鉱物を壊すとゲージが貯まり、最大まで貯まるとノータイムで作物が育って無限ループ収穫が楽しめます。 pic.twitter.com/GCmbGtD3df
呪血医
〈呪血医〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 18, 2026
邪霊から住民を守りつつ撃退するデッキ構築作品。純潔と体力のリソースを管理しつつ、じわじわと撃破条件を満たす流れ。ギリギリの状態から立て直すコントロール色が強く、どっしり耐える時間が長いのでストラテジーに近いかも。先日、製品版がリリースされてカードプールも増えました👍 pic.twitter.com/9ZF1DfdNjF
弾射少女 Magika Bounce(体験版)
〈弾射少女 Magika Bounce(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 18, 2026
アクション×カワイイ×ブロック崩し。コンボを繋げてボールのスピードを上げていく玄人っぽさもありつつ、弾を掴んで仕切り直す守りのシステムも充実。ソウルライクな戦闘を謳っており、歯ごたえのある戦闘を楽しめそうで気になる。 pic.twitter.com/1ORshzZ65y
トゥコニ:森を見守る者
〈トゥコニ:森を見守る者〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 19, 2026
森を探索して冬支度するゲーム。非言語の絵本みたいな世界観でめちゃくちゃ癒されます。言葉で説明するのも野暮なので、一度ストアページを覗いてみてください。リリースされたばかりでセール中です。 pic.twitter.com/qB49gis1Vr
Rogue Waves(体験版)
〈Rogue Waves(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 20, 2026
サーフィンを題材にしたデッキ構築ローグライク。よ…良すぎる!!最初に波の取り合いが発生し、そこからはトリックを組み合わせて最高得点を狙う形。システム自体は他作品と同じように見えるけど、どこか新しい風を感じる。 pic.twitter.com/g1PyYfmlJZ
Pin-Crawl(体験版)
〈Pin-Crawl(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 20, 2026
いろいろと融通の利くピンボールローグ作品。スローモからのエイムショットができたり、弾に向かってスキル攻撃を飛ばせたり、ピンボールらしさを残しつつカジュアルにまとまった作品。 pic.twitter.com/gy9imj0cOU
Gamba Gun(体験版)
〈Gamba Gun(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 21, 2026
2丁のリボルバーにカスタム弾を詰め込んで上振れを楽しむゲーム。銃弾はランダムに装填されるので、弾が撃ちだされる順番によってシナジーがばらつくのが面白い。 pic.twitter.com/rd4tA0CJt1
Blades & Battles(体験版)
〈Blades & Battles(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 21, 2026
2.5Dスタイルの王道ベルスクアクション。各種攻撃も軽めで扱いやすく、軸移動もスムーズで動きやすい。レトロ風に見えるけど節々にいまっぽさもあって、こうやってイズムが継承されていくんだなと、しみじみ。 pic.twitter.com/YKLHhbStf4
BakuMari(体験版)
〈BakuMari(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 22, 2026
ボーダーラインまでブロックを積み上げてから拠点を防衛するタワーディフェンス作品。積み上げパズル×TDは珍しい合わせ方だと思う。対象にフックを引っ掛けて強制移動させ、力技で敵の進行を妨害することも可能。 pic.twitter.com/CaIwbii8sl
Swing Swamp(体験版)
〈Swing Swamp(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 22, 2026
蜘蛛の糸でグラップリングしながらシューティングできるTPS。エイムはおおざっぱでOK。常にゆらゆらしてて射撃よりもアクションが楽しい。パラシュート移動もできて想像以上に快適です。 pic.twitter.com/7VCyoKWPrH
Dr. Oops!(体験版)
〈Dr. Oops!(体験版)〉
— 『HARF-WAY』の中の人@こうゆう (@harf_way) August 22, 2026
無免許医師がヤバめの患者を治療していくブラックコメディADV。気持ち良いくらい黒に振り切ってて好き。ディレクターさんが一人で300人以上のキャラボイスを担当しているのでフルボイス(狂気)。 pic.twitter.com/wjJe02TlEc
ゲームを遊んでいて、ふと思い出したこと。
説明するほどではないけれど、どこかに置いておきたい話。
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