今週は新しいライターさんの記事も公開され、どたばたしながら過ぎて行ったな~という感想です。その分だけTwitter紹介作品は減りましたが、トータルで見たらそこそこ発信出来ていたような気がします。
良いことも悪いこともあったので、最後にちろっと話します。それではどうぞ。
Twitter紹介
An ordinary day
『An ordinary day』
— 『HARF-WAY』の中の人 (@harf_way) April 9, 2024
友達に会いに行く普通の1日を過ごす作品。優しくて、痛くて、虚しくて。いろんな感情と向き合って作られたんだなって思う。心理描写もイラストも丁寧。淀みすらも美しい素敵な作品でした。
開発者様:@moshizomoon
リンク:https://t.co/2dQnSZ3b5j
素材は開発者様から引用 pic.twitter.com/QpsgdboIgl
グラフィックに一目惚れ。自分で読み進める部分や、自動でシーンが切り替わる部分こそ、映画でもなく本でもないゲームの良さだと思う。映画風ノベルという枠組みが確かに存在していて、キレイに棲み分けができていて美しい作品でした。
kara no utsuwa
『kara no utsuwa』
— 『HARF-WAY』の中の人 (@harf_way) April 9, 2024
無人の星で見知らぬ4人とお話しする作品。気恥ずかしくなるくらい人っぽさを感じる。なんというか、人生ってホントままならないよなって思っちゃった。作品も開発者さんも好き。良い体験でした。
開発者様:@810ppmatsu
リンク:https://t.co/uZNPt9QwEg
素材は開発者様から引用 pic.twitter.com/BpmFqAKOu0
ゲームのキャラクターって多少は着飾っていたり、性格や言葉つかいを誇張したり、どこかしら肉付けされることが多いと思います。でも今作はキャラ設定を押し通すような感覚が薄く、1人の人間から飛び出した感じが上手く体現化されてて好きでした。
INNOCENT
Twitter埋め込みできなかったので、仕方なく画像を貼っています。喜怒哀楽、すべての方向に捉えられる不思議な作品でした。今思い返すと、無垢を味わうゲームだったのかもしれません。善意とか、悪意とか、大人にはそういうフィルターが貼ってあるんだよなと思い知らされる。
こえをきかせて
『こえをきかせて』
— 『HARF-WAY』の中の人 (@harf_way) April 11, 2024
かんさつかんになって少年の話を聴く作品。好きすぎる。感情がほどける瞬間って美しいよね。理屈どうとかじゃなくて自分の感性が好きって言ってる。短編でサクッと終わるので是非やって欲しい。
開発者様:@haiiro_408
リンク:https://t.co/paFEg3g4Hy
素材は開発者様から引用 pic.twitter.com/OI0STw9dpe
どうせ分かってくれないと塞ぎこむ気持ち。誰しもが持っていると思います。でも稀に、どうにもならないと思いつつ他人に打ち明け、ちょっとだけ気持ちがほどけた経験ってありませんか。あの感覚がぎゅっと詰まってます。
Q.この人は幸せですか?
『Q.この人は幸せですか?』
— 『HARF-WAY』の中の人 (@harf_way) April 12, 2024
写真の人物が幸せor幸せではないを当てる作品。自分が世の中をどれだけ見ていないのか良く分かる。そう見えるだけで中身なんて誰にも分からない。幸せじゃなくても、不幸と言わないのが好き。
開発者様:冷糖さん
リンク:https://t.co/BCf6ZWIOJL
素材は開発者様から引用 pic.twitter.com/jIR0QwEuFR
「この人は幸せですか?そうですよね、あなたが決めることじゃないですよね」が淡々と続いてて好き。ゲームとしてのメタ表現に進まず、ただただ、ありのまま思ったことを作品に投影させている姿勢も好き。
公開記事
【クリアの後で。】HD-2Dで描かれるミニマル冒険譚『Terra Memoriaレビュー』
記事URL
https://harf-way.com/game/terra-memoria/
このチョイスは鋭い!!自分はほぼノーマークだったので、見えざる伏兵に遭遇した気分でした。見たことも聞いたこともなかったけど、話を聞いたら面白そうってゲームに出会ったときってニマニマしちゃいますよね。是非見て!
ビジュアルでゲームを選ぶのはもう卒業!Slay the Spireのススメ
記事URL
https://harf-way.com/game/slay-the-spire/
Vtuberをやりつつ、イラストも執筆も担当している『ババンバ』さんの初記事です。スレスパって絶妙なゲームデザインばかり注目されるけど、見た目がイマイチだから触りにくいよねって着眼点が好き。YouTubeのリンクも貼ってあるので、ぜひ動画の方もご覧ください。
もんすたあ★レース2が誇る“不遇の美少女”、テレサちゃんを語らせてくれ
記事URL
https://harf-way.com/game/monster-race2/
古のGB作品かつ、キャラクターに焦点を当てて書かれた『まつぼ』さんの初記事です。思い出補正モリモリで筆圧も高く、これが見たかったんだよと唸りましたね。GBA作品とか紹介してくれたら激アツ。個人的にめっちゃ好きです。
独断と偏見で『スーパーゲ制デー』の気になる作品をピックアップ【諸事情で条件付き】
記事URL
https://harf-way.com/news/super-gameseisaku/
書いてる最中にも、公開した後にも、こういう記事は良くないなって思いました。ごめんなさい。過剰な思い上がりだったと猛省しております。自分のなかでは挑戦的な位置づけで書いてみたのですが、これをやって悲しむ人がいる。やるべきではなかった。
今週の独り言
埋もれた作品を発掘する。他者に向けて紹介する。難しいことだなと思い知りました。
埋もれた作品を発掘するということは、発掘された作品を野晒しにすることでもあります。他者に向けて紹介するということは、一方で選ばれなかった作品があるともいえます。誰かから苦情が入ったとかではないのですが、もし仮に自分が開発者だったとして、自分の知っている人が紹介されて、自分だけ触れられなかったら凹むよなって思ったですよね。
そんなこと誰も思ってないかもしれませんが、自分だったら嫌です。なのに記事を書いて公開して、感謝されて自惚れて、メディアとして貢献できたみたいなクソみたいなことを思っているわけです。自分が一番なりたくない存在になっている気がするんです。
キュレーションっていうのは、つくづく業が深い行為だと実感しました。自分が好きだなと思ったものを黙々と紹介した結果、ちょっとしたデータベースみたいになってました。HARF-WAYを見れば面白いものが見つかる、と思って頂いてる方もたまに見かけます。勘違いかもしれませんが、名誉あることです。
でもこんなことは所詮エゴなんです。決して良いことではないんです。紹介されない人は傷ついて、紹介された人が喜ぶ歪なものなんです。自分が掘り進めて払いのけた土を誰かが被ってるんです。こんなこと書いても意味ないんですけどね。ここまで読んでくれた人には伝えておきたいなって思ったんです。
何が正解なんですかね。うまいこと折り合いをつけて活動していくので、気が向いたら応援お願いします。