あなたはブザービートと聞いて何を思い浮かべますか?
私は……。
き…聞こえる…
デッ、デッ、デッデデデッデー×3
ギター(とぅるとぅるとぅるとぅるとぅーん)
デッ、デッ、デッデデデッデー×3
デッ、デッ、デッデデデッデーンッ
あなたぁ~は、わたしぃのぉ~
ほんの一部しぃか、しぅいらなぁ~い↺
勝ち誇るよぉ↺にわ・ら・わ・れてぇーもぉっ
それほどぉ、イヤじゃないよぉぅぅ~
口ドラム(ててんててん、ててんててん、てれつてん)
うまれぇ~てくぅる~まえぇ~
聞いたよっなぁ、その深いこえぇ~
それだぁけで人生のおかぁずぅにッ、なれるく・ら・い・でぇすぅ ~
口ドラム(ててん、ててん、ててん)
すべてぇ知るのはゎぁ~到底無理なのにぃぃぃぃ
ぼっくらはどうしてぇ~
あくまっでなんでもぉ~、せいふっくしたがぁるぅぅ
完璧を追い求めぇ~(ちぃっ~まなこでぇ~)
あ~いしぬけぇ~る、ポ・イン・トォがぁぁ
ひとつぅありゃ~いぃ~のぉにぃ~
デッ、デッ、デッデデデッデー×3
とぅるとぅるとぅるとぅるとぅーん……
(山P)
↓
いにしえの時代に「ブザービート」ってドラマがやっててね……
つい、思い出しちゃって…
はい、という訳で「Grapple Hoops(グラップルフープス)」を紹介しますね。
パルクールとバスケがまさかのコラボ
「Grapple Hoops」はグラップリングフックを操作しながら移動する、パルクールをベースとしたFPSです。
グラップリングフックとは?
任意の場所にアンカーを打ち込み、ターザンロープのように移動する武器。
遠心力を活かした長距離移動や、振り子の原理を利用した高速移動など、おもにアクションゲームなどで採用されます。
パルクールとは?
本来の意味は「移動動作」の芸術性や機能性を競うフランスのスポーツ。
ゲームジャンルとしての定義は定まっていませんが、街中を駆け抜けたり、ビルの間を飛び交うイメージです。
この記事は専門的なモノではないので、なんとなくそんな感じの認識で(笑)
急にクソ真面目な座学でごめんなさい……。
横文字が多かったので、一応補足として書きました。
ここからは頭からっぽだから安心してね!(笑)
今作の特徴はパルクールとバスケを融合させ、FPSとしてゲームに落とし込んでいる点です。
グラップリングフックの遠心力で敵の頭上を陣取り、バスケットボールを後頭部へ投げつける背徳感にゾクゾクします。
バスケケットボールを投げる瞬間にバレットタイムが発動し、周囲の時間が遅くなるのも特徴。エイム(標準合わせ)が苦手な人でも、正確なコントロールが可能です。
バレットタイムとは?
特定のタイミングで周囲の動きが遅くなり、スローモーションで正確な操作が行えるシステム。
ゲームによっては間一髪で敵の攻撃を避けたり、銃撃戦のタイミングでヘッドショットを狙えたり、条件が揃えば「俺つえぇぇぇぇ」となれるシステムだったりします。
ちなみに、本来はカメラ用語らしいです。
初めは「なんじゃこりゃ…」とズッコケましたが、バスケットボールの挙動がゲームに反映されてて面白いのです……。
山なりボールで障害物を避けつつ相手を気絶させるなど、拳銃バンバンFPSでは感じられないトリッキーな動きも楽しめて良きでした(笑)
APEXでもこんくらい弾当たると嬉しいんだけどなぁ~!(怒)
スローモーションにプラスして弾道が可視化されるため、激しい動きの中でも標準合わせに苦労はしません。
また、山なり弾道で障害物越しに敵を倒せる場面も多く、バスケットボールの必要性を感じられる点も魅力といえます。
ハイスピードFPSと違う点は、ズバリ”角度”です。
今作はバスケットボールの都合上、弾のスピードが遅く爽快感に欠けます。
しかし、独特の軌道で敵を倒せるのがウリ。
激しく動き回ってスタイリッシュに倒すのでなく、ありとあらゆる角度から敵を狙い撃てる自由度の高さに魅力を感じました!
とまぁ、偉そうなことを書きましたが、バスケットボールをばこーんッとぶつけて戦うの普通に面白くない??(笑)
なんとなくで楽しめる大雑把なグラップリング
パルクールやグラップリングの言葉に対し、苦手意識を持っている方もいるかもしれません。
しかし今作には、狙いすましたグラップリング操作も、足場を乗り継ぐ繊細な動きも必要ありません。
パルクールスタイリッシュアクションだぁぁ??
そんなもんクソくらえだ!(笑)
カタカナ減らして出直してこい!!
遠心力をフル活用して大きく移動し、大体のポジションを取れればOK。
小さな足場や即死トラップを避ける場面もないため、求められる操作ハードルが低い点も魅力です。
①遠くの高い場所にグラップリングを打ち込む
②跳ぶ
③楽しい
④Fuuuuuuu‼
あれ、もしかして神ゲー??(笑)
パルクールの真骨頂ともいえる高速移動や正確性ではなく、ダイナミックな動きを楽しむのが「Grapple Hoops」の醍醐味。
グラップリング操作に癖はあるものの、ほどよいパルクール風味を楽しめる難易度設定が気に入っています。
「良くわっかんねぇけど、パルクールしながらバスケって超クールじゃん……」と思っている人にはオススメよん。
パルクールってカタカナだし、得体がしれないし、慣れていない人にはこのくらいが丁度いいと思う。
本格的なゲームではないので、おつまみ感覚で楽しむゲームとして購入するならアリかなって感じ。
クリアは簡単でもタイムアタックは奥深い
今作はクリアタイムを競うタイムアタック要素が存在します。
各ステージのクリア条件は大きく分けて2種類です。
クリアだけなら簡単。タイムを縮めるなら技術が必要。
時間短縮を狙えるルート構築や、非正規ルートからの強引なシュートなど、タイムアタックに有効なテクニックが数多く存在します。
出オチ色物ゲームかと思いきや、創意工夫できる要素が詰まっているんですよぉ(笑)
グラップリングの射出角度で移動スピードも変化したり、一見すると入らなそうな超ロングシュートを決められたり、こだわり出してからが楽しいんです(笑)
自分じゃやらないだろうなぁ~という絶妙なゲームだと思うんですが、セールが来たら遊んで欲しい……
また今作の特徴として、バスケゴールにシュートを入れると大爆発が起き、反動を利用した大ジャンプのチャンスが到来します。
ジャンプ角度を調整してショートカットを開通できるため、研究しがいのあるルート開拓も可能です。
遠距離からの超ロングシュートや、ゴールに張り付いてダンクを決めるなど、遊ぶほどテクニックが身に付く点も魅力といえるでしょう。
ゴール時の爆風を上手く調整すると、最奥のバスケゴールまでビューンと跳んでいくことも!
タイムアタックは突き詰めない派なんですが、どこか1つのステージくらいは世界最速タイム狙いたいと思ってます(笑)
読者さん、たぶんやらないと思うけど普通に面白いバスケFPS
Grapple Hoopsは色物ゲーと思いきや、バスケである必要性を感じさせる魅力的なゲームでした。
クリア難易度は低めに設定されているものの、タイム短縮に必要なテクニックが用意されており、やりがいを感じさせる仕上がりに。
今作の魅力を伝えられたか分かりませんが、個人的には楽しめたので買ってよかったです(笑)
ちゃんと遊べるネタゲーを探している方は、笑いながら遊んでみて下さい。
買わないことは分かってるんです……
でもさ、こういうゲームって自分じゃ遊ばないし、見てるのって面白くないですか?(笑)
善良で聡明で美男美女の読者様の中には、そう思っている方もいると思うので、今後も自分が面白いと感じたゲームはなるべく紹介させて頂きます!
ということでTwitterでのリツイートおよび拡散お待ちしております(ゲス顔)
あっ!
言い忘れてましたが、このゲームはセールで300円程度なので、気になった方はウィッシュリストぶち込んどいてくださいねぇ~(笑)