世の中は真っ当過ぎて誰が遊ぶんだよこんなのと思う作品がないと息が詰まる

真面目に記事を書いても見られないし、いっそめちゃくちゃしてやろうとキーボードを叩いています。書きたくなっちゃったから仕方ないね。今回はジーパンの裾を捲るだけのゲームでも紹介しましょうか。

『Turn up jeans』は方向キーを入力して、ジーパンの裾を織り込むだけの作品。ゲームといえばゲームだし、こんなんゲームじゃねぇよといえばゲームではない。んなことはもはやどうでも良い。

ゲームバランス?ゲームデザイン?ねぇよそんなもん。見たまんま。一回。二回。三回。裾を折る。凄くないですかコレ。謎過ぎて買っちゃった。しかも、これ以上何も起きないの。

この記事は、自分にとってのアンチテーゼでもある。ゲームについて書くためのメディアを作った。でもどうだろう。こういうゲームは書けていない。正確にいうと書けない。中身がないから。一寸先は闇ではない。一寸届かず虚無である

ゲームに詳しい人だけが楽しめる作品は紹介したくない。不平等なんだ。選ばれた人だけが傍受できる面白さ。皆が称賛する名作。蚊帳の外になる部外者。この空気感。好きじゃないんだ。母数がデカければデカいほど、大衆的な意見に染まれない自分の卑しさが溢れてくる。全部嫌いだ。

この作品はクソゲーだと思うよ。中身もないし、紛うことなきクソゲー。でも、こういうゲームに救われてんだよなーとも思う。良質だけが評価される世界はどうも生きにくくて、「こんなん作っちゃいましたテヘペロ」があるからこそ、ようやく息継ぎできる。良し悪しが二極化した世界は生きやすいんだけど、自分が世界に溶けちゃいそうで、当たりしかないクジをずっと引いてる感じで生きてる心地がしなくてさ。

インディーゲーム至上主義なんてこれっぽちも思わない。尖ったゲームこそ正義とも全く思わない。なんか良いなって思ったのがそういう類だっただけ。この活動は善意じゃない。全部自分のエゴ。弱きを助けているわけでもなくて、ただただ勿体ないなって思った作品に自己満こじつけてるだけ。

好きなんよ。世間の面白いとか、良いモノって存在に中指立ててる作品が。テメェらに従うかよバーカって叫んでるのが格好良いんよ。だからTurn up jeansが好き。因みにハイスコアは23。

最新情報をチェックしよう!