FPS、もしくは一人称視点のゲームで、いつも右端に映る手。あの手がすごく好きだ。
単に手フェチというのもあるが、どちらかと言うと、武器やモノを扱うモーションにグッと来る。
画面に映る手は、プレイヤーの目に必ず飛び込んでくる部分だ。その動きがカッコよく自然であれば、ゲームにより没入できる。
なかでも私は、ゲームプレイとは直結しない手癖が好きだ。銃を点検したり、ナイフをイジり回したり、その慣れた手つきにはエロティシズムすら感じる。
というわけで、以下はお気に入りの手癖のシーンをただただ紹介します。
このゲーム出すのに、あのモーション入れないの??ってのもたくさんあると思います。どうかご容赦ください。というかあなたのお気に入りをぜひ教えてください。24時間365日情報をお待ちしております。
Cyberpunk2077のモーション
【ナイフ回し】
流れるような指使い
Good morning, Night City!!
この指使い。人差し指と中指だけで流麗に回し、最後は宙に上げ着実に柄をキャッチ。
まったく、惚れ惚れするぜ。小さい頃ペン回しになぜか憧れたけど、それに通ずる良さがある。俺もペーパーナイフでも買って練習しようかな。いや失敗したら痛そうだしやめとこ。
ちなみに、これは初めてその武器を装備したときに見られる固有モーションなんですが、最近のアプデでAlt二回連打でいつでも見れるようになりました。わかってますねぇ。
【リボルバー装備時】
弾倉をそっと撫でる手
リボルバーの初回装備モーション。このちょっと撫で回すように、リボルバーの弾倉を手のひらで|彡サッってするやつ。
さすがにちょっとエロ過ぎるでしょ。CDprojectさん、狙ってますよね??
てか、一人称視点だとやっぱりナイフとかハンドガンみたいな画面を占有しない武器のほうが、なんかかっこよく感じる。なんでだろう。やっぱそっちのがスタイリッシュなのかな。デカい武器でバンバン撃ちまくるのも楽しいと思うけど。
ちなみにリボルバーの種類によってもモーションは結構違うので、それだけで見ものです。他にも2077の武器のモーション、全部良いので見て欲しい。個人的にはモノワイヤーも好き。
▼参考動画▼
【ハッキング】
滑らかなケーブル接続
人間味のある左手。そこから出てくるケーブルの無機質さ。手慣れた右手の動き。サイバーパンクの良さが詰まったシーンだ。2077年に直接接続って….とも思うが、それもサイバーパンクなのだ!!というか、直接じゃなくてもできます。でもロマンがあるじゃん??こっちのほうが。
ちょっと今回の趣旨とはズレますが、至近距離でリパードク(機械の体の医者的な存在)に目や体をいじってもらうシーンは、そういうロールプレイのASMR動画的な心地よさがあります。
Dishonored2のモーション
【スライディング】
ゆらゆらと揺れる指先
はい、優勝。
スライディングでチラッと映る手の動き。脱力しつつ、無駄なく次の動作に移るしなやかさ。あまりに良すぎる。
というか一人称視点がカッコいいゲームNo1はDishonoredシリーズで間違いない。
銃とナイフを両手に持つ、という厨ニ臭さ全開の構成をカッコよさが上回ってる時点でヤベェ。右手にナイフ、左手にチャカですぜ??
小学校低学年のごっこ遊びみたいな装備だろ。なのにカッケェの。
【武器切り替え】
鮮やかなハンドリング
ナイフを着脱する際の『クルクルカチャッ』に関しては、もはやセックスシンボルと呼ばせてもらおう。それくらいのエロスを感じる。
現実でやったら100%指を切る動きなんだけど、もう手癖だけでやっちゃえます、という余裕を感じるモーション。楽器屋で「ちょっと試奏してるだけですが何か?」って顔でアコギをバチバチに弾くヤツくらいかっけぇ。いや、それはウザいか。
【構えモーション】
ナイフの逆手持ち
基本中の基本だがナイフの逆手持ちの質感も素晴らしい。この仕事人感。今から暗殺をします感。手の甲に浮き出る血管で全てを物語るこの感じ。もうたまんねーよ。
Apex legendsのモーション
【ポイ捨て】
無造作に投げ捨てる手
『オクタン』というキャラクターの速度上昇スキルモーション。
うおおおおおおおお(猛ダッシュ)からのポイッ。が、たまらん。
ハルクに変身しそうなヤベェ色の液体を躊躇なくぶっ刺して、いつも通りですよと言わんばかりにポイ捨て。結局こういう慣れた手付きが手癖の真髄。
そもそも映画とかで自分に注射を打つシーンがあるじゃん。あれがもう既にスケベだよね。なんつーんだろう。自分の中に液体が流れ込んでくる生々しさに、なぜか色気がただようんだよね。
Apexはマジで手癖の宝庫かよってくらいに武器やスキン、キャラクターごとの固有モーション??に力が入ってる。
めっちゃ課金しないと貰えないけど、オクタンのスーパーレジェンド武器であるバタフライナイフがあって、それのナイフさばきがめちゃカッケェ。
【装填チェック】
さらっと添えられる左手
『ウィングマン』という高火力ハンドガンの固有モーション。
どういう構造なのか全くわからんけど、パッカーンって弾倉が開いて、弾がちゃんと装填されてるかを確認するような動き。さりげなく、さっと支える左手。たまらん。
こっちの口がパッカーンよ。
Ghost runnnerのモーション
【壁蹴りの型】
軽快な太刀さばき
壁からジャンプするだけなのに、刀をぐわんぐわん振り回すこの動作。分かりづらいですが、斬りかかる動作とは全く関係なく、壁ジャンプをしたときに時々出るモーションです。
いや動作じゃないな、所作と呼ばせていただこう。一切無駄のない、無駄な所作。実に素晴らしい。
そもそも、刀を片手で持って軸がブレないだけでカッコいいのだ。もはや刀じゃなくてバトンかなにかだろ、これ。
【跳躍の型】
ふわり、片手血振り
ジャンプするだけなのに手の中で刀を浮き上げ、そのまま一回転させてパシュッと握る。この所作、もとてもいい。重力を感じさせない。いや、壁走ってる時点で重力は無視してるけども。
高校の時、居合を教わったんですが、その時に習った血振りに少し似ていますね。そういう意図かは分かりませんが。
Valorantのモーション
【爆弾いじり】
ピンを回して煽る指
valorantより、『レイズ』というキャラクターのアビリティ【Eペイント弾】を使用する際の構えモーション。
誰もが一度やっているであろう、この指に引っかける動き。俺もキーホルダーとかでよくやってたよ。なんなら、今でもバイト先のレジ鍵でたまにやるよ。いや、それはやめるべきだ。
それを爆弾のピンでやる余裕がたまらん。あと右手で爆弾本体をちょんちょん、ってリズム取ってるのもポイントが高い。舐め腐ってる感じが表現されていて素晴らしい。
Red dead redemption 2 のモーション
【食事】
コーヒーを注ぐ、シチューを食う
RDR2は基本三人称視点がメインで、そのほうが遊びやすいのだが、一人称視点でも遊べる。そしてその質感が良すぎる。
なんというか…俺が遊んだことがあるゲームの中ではトップクラスにリアルというか。ただ映像が写実的というだけじゃなく、生活感があるという意味でリアルなんですよね。やっぱり、ちゃんと主人公の手で何かをする、という動作があるのが良い。
それらが動作のもっさり感というか、面倒くささにも繋がっている部分でもあるんですが。
チルできるゲームなのは間違いない。
良いモーションは、まだまだある。
- バイオショックのラストで少女の手を握るシーン(字面だけみるとヤベェな)
- firewatchでトランシーバーを握ったり離したり、タイプライター打ったり。
- やったことないけど、タルコフ。こういうディティールへのこだわりが詰まっていると聞くのでやりたいとずっと思っている。
GIFは用意できなかったけど、まだまだいっぱいある。ここに載せてるのは有名なタイトルだけで、ほんとうに氷山の一角だと思います。
まだまだ俺は浅瀬でチャプチャプしてるだけだ。この癖を極めるため、これからも目を凝らしゲームをしたい。