ここに来てライター募集をかけることにした。
もちろん、金銭面的にも精神面的にも余裕はない。メディアを大きくするための諸刃の剣というよりも、人、増えた方がおもしろそうだから。希望的観測すら見いだせていない。一種の道楽に近いかも。
「それよりも先にマネタイズだろ!」という指摘も重々承知である。そんなの自分が一番分かっているし、安定収入のない人間が経験する心の摩耗も日増しに大きくなっている。胃が痛い。
でも、逆に面白いじゃないですか。
マネタイズに啖呵切って、仕事取るための営業もせず、実力のある即戦力を求めるわけでもなく。書き手が自分一人じゃ到達できないラインまで併走して、たまに眺めて、安いチューハイ飲んで、自分が結果を残すよりもこれが面白いって思っちゃいましてね。
そもそも、HARFーWAYのキャッチコピーって「誰かにとっての、第一歩」なんですよ。一周回って原点回帰したな~って。自分自身にとってもそうであり、自分と関わる人にあってもそうであって欲しくて。
ウチで書いてる人が自分の力で道を切り開いて、何らかの形で経験を積んでいる。
漫画志望でゲームマンガ記事を描いてくれてた人は連載を勝ち取り、「書くのが楽しいです!」と言ってた人は持ち前の感性を武器に自分なりのコンテンツを生み出し、心が折られるかなと心配してた人はメキメキ成長してちゃんとした場所で書くことになった。
とても、嬉しいのです。
その反面、筆を折らせた人もいる。
「この人は自分の一番弟子だ!」と思ってた人にプレッシャーを掛け過ぎてしまったこともあるし、根っからの文学人間の方との距離感を間違えて負担をかけたこともあるし、ライターと編集者の温度差を感じて身を引いてしまったこともある。
それなりに、業も背負っている。
まがいなりにも他人の人生に関わっている事実に怖いなと思うこともあるけど、自分はやっぱり挑戦する人の姿勢が好きだし、その姿を見て自分自身が満たされたいのかもなと思った。
しっかりと仕事をしてくれた人に満足のいく報酬も払えず、お金に結びつかないきれいごとをいうあたり、人としての良識に欠けている自負もある。これはホントにそう思ってる。世の中、お金が全てなので。
おおむかし、初めて自分の記事が褒められて、それが嬉しくて彼女に報告して、「それって金になるの?」と言われたことがある。あのときの表情と声のトーン、最寄り駅の居酒屋は忘れない。
どっちもは選べない。
お金を取るのか、思い出を取るのか。
その時以来、自分は思い出を取ることを選んだ。
お金はとても大切だけど、気付くといなくなってしまう。思い出はクソの役に立たないけど、気付くと傍で微笑んでくれる。人生なんて自己満足できたもん勝ちみたいなところがあるので、死にぞこないだとしても後者を選ぶようにしている節がある。
ここにきて、一周回って、二週目が始まる訳です。
「今度は苦しい思いをしたくないからお金を取るぜ!!」と出来たら楽だったんですけどね、無理そうなので相も変わらず細々とやっていこうかなと。
世の中には、自分のようにどうしようもない夢を見てしまう物書き見習いがいるので、その人たちと一緒に思い出作っていこうと思います。
でもやっぱりお金も欲しい!!(わがまま)
今日のゲームは「Execute」。
世界の人口をゼロにしていくクリッカー作品。
人間を捕まえて牢屋にぶち込んで、順番にギロチンにかけたらお金が貰える。ついでに集まった血を圧縮してグリスを生成し、拷問器具の稼働効率を上げていく。ロジカルディストピア、ここに極まる。
絶対に帰ってこれない炭鉱に送り出して鉄を回収し、牢屋の数を徐々に増やすこともできる。死亡カウントも稼げるし、こちらの設備は強化できるし一石二鳥。
少子化とは無縁の世界なので人口も爆発的な勢いで増加していく。言い方は悪いけど、人間を間引きしたところで増加量が上回るので終わらない。これはこれで「減らさねば!」と使命感に駆られるから不思議なものである。
ここだけ聞くと面白そうかもしれないけど、非常に淡白で荒々しいゴアシーンを真顔でぶつけられている感じ。人間模様も、悲鳴も、生への執着もない。純粋なクリッカー要素が不気味に混ぜ込まれていた。
ゲーム性というか発想は悪くないのだろうけど、本当に見せたいものが何もないように感じてしまった。面白いで止まってしまうアイディア起点の作品が辿る末路を垣間見る。
大量の人間をまとめてギロチンにかけてみたいならおすすめ。でもそれ以外なら、うーん。
でっかい自然薯が埋まってる!と思ったら根っこが折れててトイレットペーパーの芯みたいな長さだったって感じ。分かりづらくて草。
もしくは、人間に相当不満が溜まっているならアリだと思う。すんごい首が飛ぶので。血も出るし。そして業務的だからチェーンソーでぶった斬るみたいなアドレナリンもでない。感情がどっか行ってる。
これあれだ、冷笑のゲームだ。
たまにはいいのかもしれない。
ずーーっと寝てたから何も書けねぇ、と思ったけど意外と何とかなるもんですね。今年が終わるってことも相まって、少々喋り過ぎちゃったかもしれない。
どんなライターさんが来るか、楽しみです。