ぴゅいぴゅいと音が鳴る深夜25時

20時頃、「ギルティやらんか?」と友人から声がかかる。取り掛かっている仕事がひと段落ついたので、ディスコードで通話を繋いで招待されたカスタムルームに移動。いつもの番号「123456」を入力して部屋に入ると、見慣れたアバターが対戦台に鎮座していた。

ちなみに使ったキャラは「ザトー=ONE」。ざっくりいうと、本体と影を同時に操作するオタク好みのキャラ。同時操作が忙しすぎて自分でも何をやっているのか分からなくなるのが堪らない。見た目が好きとかじゃなくて「これ使ってる俺カッコいい~~」的なマインドで使っている。今日は勝ち越した。

日付を跨いで対戦も終わって雑談していると、『clover pit』がゲームパスに来ていると教えてくれた。名前は知ってるけど遊んだことがなかったので、懇願して画面共有で友人のプレイを見学。スロットのゲームということだけは知っている状態だった。

HARF-WAYを始めてからギャンブル系のローグライクを遊ぶようになり、脳みそが破壊される瞬間を何度も経験している。いざ他人の脳みそがリアルタイムで溶けていく様子を見ると感慨深い。俺も一人でこうなっていたんだなと思うと無性に笑えた。

稼いだお金で利息を返して、残ったお金でスロットを回す。限界まで返済してからスロットを回すのがコツらしい。現実だったら首吊りたくなるよな~と思いつつ、このゲームでは借金が返せなくなると足元のフェンスが開いて自動的に落下死するらしい。これも一種のやさしさなのかもしれない(たぶん違う)。

スロットを回すたびにチケットが発行され、消費することでレリックが購入できる。役の配当金を増やすものだったり、特定の図柄を揃えやすくするものだったり、ちらっと覗いただけでも悪用できそうなものばかり。とくに配当倍率を増やすレリックは必須なんだろうと思ったけど、アンロックされるアイテムはもっとやばいんだろうな~とかメタ読みして楽しむ。

借金返済はいくつかのフェーズに分かれていて、無事に乗り越えると「電話バフ」が発生する。「○○の出る確率を永続して上げる」など、出現確率を操作しながら脳汁ぶしゃーってするゲームなんだと知る。知らないゲームで遊んで「理解した」となる瞬間が一番気持ち良い。自転車に初めて乗れたときを思い出す。

電話先の友人は試行錯誤しながらチェリーの出現確率を50%まで引き上げ、「大当たりが2回発動する」「役が揃うたびに配当金が増える」的なものを被せた結果、役が3つ揃っただけで3,000円が貰えるようになったと喜んでいる。間違いなく脳みそが溶けている人間の喋り方だった。見てたら自分も欲しくなった。

「ずっときゅぴきゅぴ鳴ってる~!」「夢にでてきそう~!!」と笑いながら伝えてきてくれて、これが女性だったら間違いなく好きになってると思った。でもこんな女性がいたら間違いなくギャンブル狂いの素質があるから警戒しないといけないのかもしれない。

このままクリア…なんてこともなく、急激に返済レートが上がってリタイア。時刻はいつの間にか25時を過ぎている。恐るべしや『clover pit』。自分もみんなが忘れた頃にひっそりと購入して遊ぶと思う。いま遊んだら負けだと思うから。そのときはチェリービルドを組んで友人の仇を取ろう。

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