自分が良くないと思っていることは他人に取って些細なことなのかもしれない

近所に170回くらい閉店セールを実施しているAOKIがある。太り過ぎてパツパツになったスーツを買い替えるときにお世話になった。

微妙な関係性の友人が招待してくれた結婚式や、仕事を辞めたことで若干気まずい親戚が集結する法事等、そこそこ大きなイベントで大活躍してくれた場所だ。

散歩するたびに「閉店大セール!!」の横断幕が目に入り、もはや楽天スーパーセール並みに実施されている。試しに中を覗いても平常運転で何食わぬ顔だから面白い。スーツの試着だけしてその場を後にした。

小学生の頃からずっと変わらず鎮座しており、少なからず20年以上は続いている老舗店舗。「AOKIブランドが泣いてるぞ…」とつい最近まで思っていたけど、周辺住人は大して気にしている様子もない。

先日もおもむろに放り出されたワゴンセールのワイシャツに人が群がっていた。何だかんだで愛されているんだなと知り、ふてぶてしさに呆れつつもホッとする。圧倒的胆力だ。

大繁盛してなくても店の切り盛りが行われていること。その事実にちょっとだけ勇気を貰ってたりする。ずっと使ってくれるお客さんがいれば案外何とかなるのかもしれないのだなと。

偉そうなことを書いてしまったけど、自分も「閉店大セール」的なことを最近始めた。

そう、有料記事だ。

無料じゃ読めない面白いことを書いてますよ~的なオーラを出しているにも関わらず、これといって特別なことを書いていない。なんなら日誌とかを書いているので大した情報が載っているわけでもない。

見方によっては詐欺と言われそうなんだけど、購読してくれた方は無言で読んでくれているので大騒ぎにはなっていない様子。誇張とか抜きにおかげさまで生きております。

これまでは読者からお金を頂く経験がなかったので、何を書いて良いものか未だに分からない。だからといって何も書かなかったら経験値は一向に貯まらないし、恥を忍んで模索させて頂いている形。

地元のAOKIを小馬鹿にしていた自分を恥じたい。

カッコつけてスマートな方法を模索したところで、結局は手足を動かして行動しないことには何も始まらないのだ。

「閉店大セールです!ぜひいらしてください!えっ?対して安くなってないですって?そりゃすいません、でもここまで来たんだから何か買っててくださいよ~」的なスタンスを取る訓練をしなければならない。

有料記事も同じ。とにかく書いて要領を掴まないことには始まらない。お金を貰う記事のスタートラインに立てていないけど、土俵入りしたフリをしながら場数を踏むしかないんだろうなと思った。

ということで、質量転化を目指して頑張ります。

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