部屋の掃除をしようか悩んでいたところ、積んでいた本がドサガサと左足の薬指に降ってきて我に返る。悩む前に手を動かせとはまさにこのこと。取り急ぎ掃除機を掛けて脳みそを騙してみる。
「この本を積んでもまた崩れる…」と思ったが最後、左側に置いてあるサブモニターに視線を移すたびに邪念がチラついて仕方ない。読みてぇな~と思いながら黙々とキーボードを叩く。
本を床置きしたところで足に嚙みついてくるわけでもないのだけど、何かあった時に大惨事になるのが怖い。この前はコーヒーをこぼして大量の本を意図せずアンティーク加工してしまったし、ぼちぼち片付ける時期が来たのかもしれない。
近所のホームセンターに行って段ボールを購入し、とりあえずぶち込んで整理整頓したフリをした。
という日記をこの前書いたと思うので、今回はその続きとなる。
自分のなかで停滞期が訪れているのをひしひしと感じていて、ちょっと大きめの猫が入る大きさの段ボールに詰められた本に視線を落とす。新書で買った文章術の本と、ブックオフで買った辞書みたいな「書くこと」に関する書籍が置いてあった。
積まれた本を取り出して記憶を辿ってみると、好きなエッセイ作家が今年出した本(当然読んでない)や、好きなブロガーが書いた本(「はじめに」だけ読んだ)が掘り起こされた。
ゲームしかしてないと我に返り怖くなる。
そういえば、メディアを始める前は本の虫だった。
小説を読まない代わりにビジネス本を読み漁り、あたかも成功者になったかのような気分を味わう。別に何かを成し遂げたい願望もなく、自分のなかに新しい知識や視点が入ってくる感覚が好きだった。
人とは違うことをやりましょう、といったマインドは完全に本の影響を受けている。肝心の「ビジネスを上向きにする」といった部分は恩恵を授かっていないので、そろそろどうにかなって欲しいところ。
ゲームメディアとしてそれなりに機能してきたなと安堵していたけど、その代償はとてつもなく大きいものなんだなと改めて感じた。ゲーム適正があるとかそういう問題ではない。
ゲームを探して納得いくシーンが取れるまで遊んで、素材を編集しながらイイ感じの文章と一緒にSNSで紹介する。何かをしない代わりにこれが行われている。裏を返せば、この時間に人生の大半を注いでいる。
こわ~。
やっぱり、働きながらせこせこブログ書く生活が丁度いいですよ。ノウハウを学ばないでいきなりメディアを立ち上げるとかダメ絶対。苦労を買うなら余剰資金で買いましょう。おじさんとの約束です。
ということで、かんそう氏の「推すな、横に並んで歩け」を読んで寝ます。