コンボが止まらない、プレイも止まらない『ANTHEM#9』

ANTHEM#9(アンセム・ナンバーナイン)』は、3色のジェムを組み合わせてスキルを発動するジェムマッチローグライトだ。

プレイヤーは秘密結社「ANTHEM#9」のエージェントとなり、世界の均衡を脅かす危険人物を粛清する任務に挑む。制限時間内にどれだけ多くのスキルを連鎖させられるか、構築力と判断力が問われる一作だ。

この記事は『集英社ゲームズ』様よりキー提供を受けて制作しています

ゲーム画面に惹かれたなら、もう半分ハマっている

ゲームを起動して最初に目を引いたのは、スタイリッシュなビジュアルだった。お洒落なUIは色使いやフォント、演出の一つ一つから洗練された印象を受ける。

▲何気ない演出でもテンションが上がる

細部まで手を抜かない世界観は、ゲームプレイへの没入感を高めてくれるだろう。

秘密結社のエージェントとして危険人物を粛清する設定も、ダンジョン攻略にストーリー性を生んでいる。

ボスはいかにも悪人といった風貌で描かれる一方、道中の敵は絵画から抜け出した女性や人形など多彩だ。

人間に限らない敵のバリエーションが、独特の世界観を引き立てていた。

3色で無限の戦略が生まれる

▲デッキは2種存在し戦闘開始時に好きな方を選択

本作はジェムを並べてスキルを発動する「マッチシステム」を採用している。ジェムの種類は赤・青・緑の3色しかないためすぐに慣れるはずだ。

操作を覚えた後は「いかに効率よくスキルを発動させるか」、という思考に切り替わっていく。

▲手持ちのジェムを組み合わせてコンボを繋げる形

また本作にはBLUEデッキとREDデッキの2つが存在し、ターンごとに使用デッキが切り替わる。

一つは状態異常に特化させ、もう一方はダメージ特化として運用する。あるいは、どちらのデッキも状態異常メインで戦うことも可能だ。各デッキをバランスよく強化する必要があるため戦略性も幅広い。

▲青デッキを毒で固め、赤デッキは物理重視に

敵の攻撃をキャンセルして妨害できる本作の特徴、「STゲージ」の存在にも触れておこう。

ダメージやデバフを受け続けると倒されてしまうが、体力とは別に用意されたSTゲージを効率的に減らせば敵の動きを封じて一方的に攻撃することができる。

APを使って敵の攻撃順を入れ替えて強力な攻撃をキャンセルしたり、STを調整して「ALL CANCEL(敵の攻撃をすべてキャンセルする)」を狙ったり、考えることが増える面白いシステムといえるだろう。

▲STを削り切ると「ALL CANCEL」となり敵の攻撃を阻害できる

ジェムのほかにも、毎ターン開始時に特殊能力を付与できる「ブレス」といったシステムも用意されている。Mission2以降はブレスにジェムが付くため、効果とジェムの組み合わせを意識して選んでいた。

印象に残っているのはリドロー効果付きのブレスと、敵の攻撃を1つ確定でキャンセルできるブレスだ。

とくにリドローは効果を発動しつつ別のカードをもう1枚選べるため、効果も2つ以上発動できてお得だった。

バトルには制限時間が設けられており、時間に追われながらジェムを選択する緊張感も本作の醍醐味といえるだろう。

同じゲームなのに3本分遊べる!?

本作には3人のプレイアブルキャラクターが用意されている。それぞれ固有に備えている能力が異なり、プレイ感覚も戦略も全く違う。

最初に使用できるルービットは、APを消費してジェムの色を変更できる「ジェムトレード」という固有APアクションを持つ。

▲ルービットはジェムの詰まりを解消できる

本作の攻略において重要なのは、赤青→青緑→緑赤のようにスキルを繋げて重なった部分のジェム消費を抑える「ループ」を組むことだ。

ジェムはランダムで配られるため必要な色が足りない場面は必ず訪れるが、ジェムトレードで色を変換できるルービットは安定したプレイを可能にしてくれた。

また「種ジェム」と呼ばれる特殊ジェムを「花ジェム」に進化させる独自の仕組みや、毒を活かした手数で立ち回るスタイルも魅力といえる。

個人的に一番好みのキャラクターだ。

ファニーは「ダブルジェム」と呼ばれる2つのジェムが結合した特殊ジェムが配られるキャラクターだ。

手持ちのジェムは一定数次のターンに持ち越せるのだが、1つのスペースに2つのジェムを持てるため、大量のジェムを温存しつつ一気にダメージを叩き出せる。

▲APを使用してダブルジェムをバラすことも可能

固有APアクションの「ジェムブレイク」でダブルジェムを分割できるため、ループに合わない組み合わせが出た時も対応できる。

ダブルジェムの色の組み合わせはランダムなので臨機応変さが求められるが、ジェム数の多いスキルを発動して大ダメージを狙う爽快感はファニーならではの体験だ。

ベニは他のキャラクターとは全く異なるプレイングが求められる。

固有APアクションの「ジェムチャージ」は、ジェムを消費して火力アップ・防御・回復といったバフに変換できる。

▲ジェムを消費する代わりに自己強化が可能

回復を活用すれば回復スポットを踏む回数を減らし、スキル強化を効率的に進められる。火力アップで早いターンに敵を倒せば体力の温存にも繋がる。

▲画面左下の色に対応するジェムを消費してバフを獲得

余分なジェムを捨てずに有効活用できる点も優秀で、ジェムを犠牲にしながら大ダメージで押し切る独自の戦略が新鮮だった。

30コンボ!脳が痺れる

▲後半に行くほどコンボ倍率が増えるため強力な攻撃は後半へ

最初はコンボを10個繋げることすらできなかった。

しかしプレイを重ねるうちにループの組み方を覚え、スキルを強化していくことでコンボ数は着実に伸びていく。最終的には3ケタのコンボ数で敵を一撃で倒すことも珍しくない。

コンボ時のカットインを見ると、「自分がすごいことをしている!」というワクワク感と達成感が湧き上がる。敵の行動を全てキャンセルした時にも演出が入り、こちらが一方的に行動できるのもたまらない。

▲コンボが繋がればワンサイドゲームも夢じゃない

ターン制のゲームでは往々にしてダメージを受けてしまうものだが、STゲージを削り切ればそれを回避できる。実利と快感が同居したシステムといえるだろう。

バトル画面では左に自身のキャラクター、右に敵が映し出されたウィンドウがある。直接取っ組み合うゲーム性ではないが、攻撃が矢印となって敵に刺さる演出がターン制バトルに熱を与えている。

BGMはアシッドジャズのようなテイストで、英語ボーカルがクールに響いていた。静かに盛り上がっていく曲調が作風とマッチしており、スタイリッシュな世界観を耳からも堪能できるはずだ。

正解は毎回違う、だから面白い

▲赤が一色もないがルービットならジェム変換が可能

負ける時は決まって火力不足か、ループが組めず手数が減っている。そのためダンジョンではバトルマスを積極的に踏み、スキルカードと強化を最優先した。

私のスキル選びの基準はとにかく火力だ。

敵のスキルをキャンセルしても多少のダメージは受けるため、敵を素早く倒せる構成を意識した。ブレスは多くのジェムが付いたものやジェムを増やせるもの、敵のスキルを確定でキャンセルできるものなど、ひと目見て強力だと感じるものを選ぶ。

そこにデッキに特殊能力を付与する「チャーム」という要素が加わる。普段はループを組む私だが、緑緑のスキルを2度発動するチャームを手に入れた時はデッキ構成を変えて緑緑スキルに特化させた。

▲緑緑のスキルは2回発動する
▲緑を重ねてコンボを稼ぐ

同じスキル構成でもチャームを手に入れた時は同色で固めるなど、凝り固まった思考をほぐしてくれる。たった一つのキーアイテムから、新しいデッキを試す楽しさが生まれていた。

また敵の攻撃順を入れ替えることも忘れてはいけない。APはキャラクターの固有APアクションに使いがちだが、敵の強力な攻撃を確実にキャンセルできる位置に調整することも重要だった。

Mission4で満足するのは早い

通常モードのMission1〜4をクリアすると、高難易度エンドコンテンツ「Extra Mission」が解放される。

今回はExtra Mission2までクリアしたが、その先にはさらなるステージと真のボスが待っている。ぜひ自身の目で確かめてほしい。

▲役に立たないブレスによる妨害も

単純に敵が強化されるだけではなく、「ノイズ」と呼ばれる効果のないブレスが最初からデッキに混ざるため必要なブレスを引きにくくなっている。

ゲームへの理解度が求められるが、だからこそクリアした時の達成感は心地よい。Mission1〜4では物足りなかった玄人の方にぜひ挑戦していただきたい。

試行錯誤の先に、快感が待っている

『ANTHEM#9』は考えて、繋いで、大連鎖を狙う気持ち良いゲームだった。

ジェム、ループ、スキル。その積み重ねが大量のコンボとなって画面を彩った時、とてつもない達成感が押し寄せてくる。自分の手で築き上げたデッキが爆発する瞬間は、ほかでは味わえない快感を呼ぶ。

ローグライク・ローグライトが好きな人、スタイリッシュなビジュアルに惹かれた人はぜひプレイしてもらいたい。ジェム選びに制限時間はあるものの難解なプレイングは求められず、Mission1〜4は誰でも楽しめる難易度になっている。

本作はデッキ構築が一期一会であり、全く同じ構成で戦えることはない。そこがこのゲームの良いところだ。様々なデッキを試しながら自分なりの攻略法を見つけていく楽しさがある。プレイする人にもその試行錯誤を楽しんでもらいたい。

〈詳細情報〉

ゲーム名ANTHEM#9
ジャンルジェムマッチローグライト
ストア価格2,200円
リリース日2026年2月5日

リリース記念プロモーションとして『コンボダメージチャレンジ』を開催!

集英社ゲームズは『ANTHEM#9』のリリース記念として、ゲーム内のExtra1~Extra10のいずれかで与えた「最大コンボダメージ」を競い合うコンテストを開催。

上位3名に選出されると、ここでしか手に入らない特別なトロフィーが贈られるとのこと。さらに上位10名に選ばれれば、発売後のアップデートにて『ANTHEM#9』のスタッフクレジットに名前が掲載されます!

詳細はXの集英社ゲームズ【公式】-NEWS-から確認できるので、もし気になった方は一度確認してみてください。

腕に覚えのある方は、ぜひ本作をプレイして大会新記録を狙ってみましょう!

〈参加方法〉
①Xにて集英社ゲームズ【公式】-NEWS-をフォロー
https://x.com/ShueishaGamesON
②キャンペーン開始当日に公開される指定ハッシュタグを付ける
③クリアリザルト画面のスクリーンショットと最大コンボダメージの数値を記載しポスト投稿

〈実施期間〉
2026年2/11(水)~2/28(土)

©koeda / SHUEISHA, SHUEISHA GAMES

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