〈文字起こし&要約〉
はい皆さんお疲れ様です。今日もやってきました「ハーフウェイの折り返しラジオ~」ということでね。
今日は最近触ってみてめちゃくちゃ面白かったカードゲーム『Anode Heart: Layer Null』の話をしていきたいと思います。
〈このゲームの面白さは「制約の多さ」〉
このゲームの面白さを一言で言うと「選択肢は多いんけど一度にできることは少ない」っていうのが独特で面白いポイントかな~と思いました。
プレイヤーは毎ターン使えるアクションポイント2つだけ持っていて、モンスターを出したり、呪文を使ったり、またまたモンスターの能力を使ったり、あるいはエネルギーを貯めるなどの行動が2回しかできません。
そのなかで、いまモンスターを出して盤面取っておいた方がいいのかなとか、エネルギーを確保して強いカード用に備えておくべきかなみたいな。ちっちゃいジレンマとか判断が常に付きまとうのが結構面白ポイントだなと思います。
割とカードゲームって一気に行動できるものが多くて、例えばそれこそソリティアとか揶揄されたりしますよね。何度も何度も自分だけでカードを繋いでいって、ループさせていくゲームが多いなか、このゲームは割と制限された手触りがいいなと思ったからハマっています。
〈一石二鳥のカードでアドバンテージを稼ぐゲーム性〉
とくに「エネルギー」っていう概念が好きで、属性とか種族の強みを生かしながらエネルギーを同時進行でコツコツ貯めていくっていう流れがゲーム内に生まれていてお気に入りです。このエネルギーなんですけど、やっぱり強いカードを使うためにはコストとしてエネルギーを支払う必要があるんですね。
エネルギーカードって言われてもよくわかんないと思うんですけど、単純に「エネルギーを1貯める」とかを使うわけではないんですよ。これがこのゲームの面白いところで、何らかの行動にエネルギー獲得がくっついて、同時に行えるっていうのが面白いんです。
例えばなんですけど、自然属性のデッキがあったとしましょう。このデッキは味方のモンスターにバフをかける(体力プラス1、パワープラス1みたいなの)をしながら、エネルギーを同時に獲得できるし、水属性のデッキだったら相手のエネルギーを奪ったり、相手のモンスターを手札に戻したりデッキに戻したり、妨害工作をしながらエネルギーを得られるみたいな感じ。
1回の行動はアクションポイントの都合上2回しかできないんだけど、1枚使うだけで複数の効果を得られるっていうお得なカードがめちゃくちゃいっぱい揃っていて、それを切っていくっていうのがいいところだなと思いました。
〈3回殴れば即勝利〉
試合のテンポも結構面白いというか好きな部分で、このゲームって相手を3回ぶん殴れば勝ちなんですよ。攻撃力が10だろうが1だろうが相手に与えるダメージは1のままです。
力で押すとかじゃなくて、どうやって攻撃を通すかっていう駆け引きがあるので、割と試合のテンポは早いんですけど、密度は濃い印象を受けています。
短いときは本当に1分とかで終わるんですよ。でも、試合がすぐ終わるからあっさいゲームとかではなくて、戦略性も高い。この戦略性の高さを支えているのが「タマ」という仕組みになります。
HARF-WAY コマーシャル
絵を一切使わずに文字だけで作られたテキストADV『文字遊戯』。様変わりした世界観が目玉と思いきや物語は思わぬ方向に進み、プレイヤーは言葉に干渉しながら世界を書き換えて真実と向き合うことになる。

〈プラスワンをもたらすサブシステム「タマ」〉
タマってモンスターの名称なんですけど、これはデッキとは別に選ぶサブシステムみたいなもんで、特定の条件を達成するとボーナスが得られますよ、というシステムですね。
得られる効果は3種類で、「手札をデッキに戻し3枚引く」「自分の体力を回復する」「相手に1ダメージを与える」といった感じで試合の動かす一手になるんです。このタマとデッキの相性を考えて構築するのが楽しいんですよね。
ボーナスを使った3ドローをうまく回しながら連打するデッキとか、攻撃なんか一切しないで耐久全振りしたデッキでタマの攻撃効果だけで戦うデッキだったり、試合時間は短いんだけど、戦略性の幅は結構広いなと思います。
〈踏み倒し上等の進化合成〉
特徴的なシステムもまだ続くんですけど、カードを合成するシステムがあります。これは同じカードを手札に揃えて2枚重ねてから出すとその上級モンスターを出せるというシステムです。
これの強いところは、1回のアクションポイントで済むのと、本来進化モンスターに必要なコストを踏み倒せます。レベル2のモンスターをデッキに入れてレベル1に重ねて出すんじゃなくて、レベル1同士を重ねるとデッキに入っていなくても問答無用で出せるっていう感じですね。
これが画期的だなーと思っていて、例えば、お互いがリソースを吐き終えた後に均衡状態から一気に進化モンスターをドーンと出してアドバンテージを取れたり、不利な状況から手札を2枚揃えて切ることで場面取っていくとかだったり、進化モンスターを直接デッキに入れなくてもそれなりに戦えるというか、割とそこから何かを生み出せるっていうのが面白いよなーと思いました。
〈自分の使っているデッキ〉
自分がどんなデッキを使ってるかっていうと、主に自然デッキを使っています。自然デッキは味方のモンスターを強化しながら場面を作って最終的には墓地蘇生を活用しながら、無限にモンスターを生やすデッキですね。
ノーコストで墓地からモンスターを1枚出すとか、墓地の植物モンスター全部出すとか、ぶっ壊れたカードがあるので、それをうまく使って戦っていくと。それと水属性デッキを使っていて、相手のモンスターを手札に戻したりしながら妨害するとキモデッキを使っております。
とはいっても、このゲームのストーリーに出てくるボスは特殊ギミックを使ってくるので、相手が有利に働くような状態で戦わなければなりません。ゴリゴリのメタデッキを組んでいかないと勝てないっていうところがあり、それでいろいろと回してる部分もあります。
〈ボスが使ってきたクソデッキ〉
とくにやばいよなーと思ったのが、「ライブラリアウト」というデッキ切れを狙ったデッキがあって、これをとあるボスが使ってくるんですけど、これがやばくて、そのボスは特殊ルールが適用されて場にモンスターを1体しか出せないんですよ。
序盤からモンスターを展開してぶん殴るっていうのが一切できない戦闘になるんですね。そういった中で相手が何してくるかっていうと、攻撃を無効化する「守る特性」モンスターをひたすら並べて耐久して、それとは別に呪文で相手のデッキを上から5枚まで破壊するっていうカードを連打してきます。それとは別にお互いのデッキトップを5枚破壊して相手だけ強制2ドローっていうカードを使ってきたり。
あるいはモンスターが着地した時に相手のデッキを破壊するとか、「もうどこからどこまでやるんですかと、そんなにやっちゃっていいんですか!」ってぐらいデッキ破壊してくるんですよ。
デッキからカードを引けないとライフが1減って、ライフは3しかないので、どれだけ無傷で戦っても最悪3ターンで何もできず死ぬデッキを相手が組んできて、これは結構しんどいなと思ってメタデッキを回してことなきを得ましたね。
〈結局モンスターが可愛い〉
システムもそうなんですけど、なんといってもね。カードがめっちゃ可愛いんですよ。ドット絵のモンスターで言うなればデジモンみたいな感じですかね。カードゲームってやっぱりこう、どういう風な戦略を練るかとか、相手に応じて読み合いするとか、ゲーム性みたいな遊戯性みたいな部分が全面に出てくると思うんです。
でもガチゲーマーでもないし、「このカード集めたいな~」みたいなコレクション欲みたいな、集める楽しさもちゃんと両立してるのが嬉しいポイントだなと思いました。見た目が好きだから集めたいって、カードゲームにおいて重要だなと思ってて、そういった部分の敷居の低さもこのゲームの面白さになるのかなと思います。
〈まとめ〉
はい、ということで、今日はカードゲーム『Anode Heart: Layer Null』を紹介させていただきました。元々はクリーチャーRPGが原作となっていて、今作はスピンオフみたいなお話でした。原作もやりたいんですけど、全編英語なんでさすがにきついかな~ということで、こっちを遊んだという次第です。
このゲームのルールは特殊なんですけど、試合のテンポがめっちゃ速いのがやっぱり良くて、取れる選択肢が逆に少ないから奥深いっていうゲームでした。試合時間が短いので試合サイクルも早くなって、いっぱい試合ができるとから試行錯誤しやすい。カードゲーム初心者にも経験者にも刺さる設計かなと思います。
自分はカードゲームがめっちゃ好きなわけではないんですけど、ライト層の浅い自分が思うにカードゲームって覚えたてが熱いというか、何が何だか分からない状態からルールを覚えて、「これ強いんじゃないかな~」みたいな自分しか知らない感じを味わえるのがカードゲームの魅力というか。
そういう閉じた好奇心みたいなのを楽しめる人っていうのは、カードゲームに精通してなくてもお勧めできるかなと思っております。自分も知らないデッキ構築だったり、新カードを見つけられてないのでもうちょっと掘り下げてみようかなと風に思っております。
ということでね、もし興味が湧いたらぜひ一度触ってみてください。ではまた、次の放送でお会いしましょう。バイバーイ。
〈喋った人〉
こうゆう
〈紹介した作品〉
Anode Heart: Layer Null
〈使用BGM〉
曲名:cigarette
作者様:yuhei komatsu
DLページ:https://dova-s.jp/bgm/play22741.html