失念を超えた大失念

天井でカサカサ音が鳴っているので、きっとネズミが走っているのだと思う。寒いから仕方ないで済まされないくらいの足音。養鶏場みたいになっているのかもしれない。

どうにかしようとネズミ避けの超音波を設置するも、「キュインキュインキュン」みたいなパチンコの大当たり音を超高音にしたスーパーノイズが鳴るだけで効果があるのか分からない。

年を取るとモスキート音が聞こえなくなるというけど、発信源がどこか分かるくらいバッチバチに聞こえる。若いと煩いを天秤に掛けてどうにか理性を保つ深夜24時47分。

日記を書かなきゃと思いTwitterを開き(なんで?)、昼間に紹介したゲームが好評であることを知って静かに頷く。やっぱり面白いよね、と呟いてドーパミン垂れ流しおじさんに大変身。欲がすごい。

バズってもゲームが面白いだけだから虚無、みたいに考えてた時期もあったけど、「俺の審美眼ってやっぱりええやろ」と考えた方が精神衛生上は良いのかもしれない。

慢心せず謙虚な気持ちで活動することも大切だとして、自分のご機嫌を上手にコントロールすることも同じくらい重要。その日くらいは浮かれても許されると信じ、ぼけーと通知を眺める。

そして気づいたら日付を跨いでいる。「その暇があったら書けば良いのに」と思った人もいるかもしれない。あなたは正しい。圧倒的に正しい。ただし、ときに正しさは人を傷つけることを覚えておいて欲しい。

「あのポエムみたいな日記をやって意味あるんすか?」的なことを言われたこともあるけど、意味なんてないに決まってる。おっさんの日記に需要なんてあるはずない。

だから良いのだ。

大多数の人がおっさんの日記なんて誰が見るねんと思うからこそ、おっさんの日記が一瞬だけ良く見える。一種のトリックアートみたいなもので、何もないのにあたかも面白いように見えているんだと思う。

今年の目標は錯視に頼らず面白い日記を書くことにしよう。

さて、本日、とんでもない失念をしました。

失念を超えた大失念。

やってしまったものは仕方ないとして、やってしまったことへのダメージは避けれません。当たるものもないので、やむを得ずライフで受けたら即死しました。間違いなく自分の声を録音して動物に喋らせる放置ゲームを満面の笑みで遊んでいる場合じゃなかった。

どれぐらいヤバいかというと、「一緒に食べよ~」と注文した鳥の唐揚げにレモンを勝手にかけて分け合うことなく一人で全部食べて知らんぷりしてた、くらいヤバいです。

んで、「鳥の唐揚げもう一度頼んでいい?」と聞かれて、あっ!!!!!となった感じ。例え話で食べ物の話をしたのでお腹が減りました。これが俗に言うセルフ飯テロって奴ですね。眠気の限界を感じる。

「諸刃っすね」といわれ、「諸刃っすよ」と返す。余りにも的を得ていて、ふふふと笑う。色々なものに覚えがありすぎる話で震えた。自分だけで完結しないって難しい。

ここ最近は常に何らかの不安要素に悩むことばかりだけど、悩みのない人生を楽しめる自信が全くないから、何だかんだでいまみたいな生活が性に合っているんだろうなと思う一日だった。

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