設営者が自殺した。そんないわくつきの配信サイトで投げ銭やコメントをしながら配信者 『合歓音夢(ネムネム)以下ネム』とのやりとりを楽しむゲーム『配審』。
1:1の配信で徐々に明かされていく、サイトやネムのこと。止めなきゃと思うのに好奇心が勝って、主人公は配信を見てしまう。ダークな内容で真相が気になるうえ、9つのエンディングに嬉しいオマケも付いてくる。
この記事では、過激な配信を題材にした『配審』について紹介していこうと思う。
暇だし適当に配信でも見るか…

タイトルの『過激になる配信』を見て、えっちなゲームを想像した方がいるかもしれない。まず最初に今作がホラーゲームである、ことをお伝えしておこう。
とはいってもたまに驚かし要素があるくらいなので、ホラーが苦手な方にも優しい作品だ。
話は、古い友人から「なぁ配審ってサイト知ってるか?なんかやべえ配信者しか居ないらしい!投げ銭次第で過激なこともしてくれるんだぜ!」と突然電話がかかってくるところから始まる。
「ふ、ふーん。まぁでもそんな怪しいサイトなんて…」と難色を示していた主人公ショウセイは、結局気になって『配審』を見ることに。そこでサイトの閲覧に必要なチュートリアルとしてネムに出会い、コメントを通じて会話をすることで物語は進んでいく。
で、過激な配信見せてよ

『配審』について一通りの説明を受けたあと、¥1,000~¥50,000の投げ銭額を選ぶ。しないという選択肢はないため、一旦セーブして好きな金額を投げよう。
「金額に応じて過激なことをしてくれる」とのことだったが、どうやら金額に応じてどれくらい危険なことをするかを決めるらしい。なんだか最近はもう見かけない、昔のインターネット・配信サイトの雰囲気をそこはかとなく感じた。
上の画像はネムが投げ銭に応えて、ひとりでこっくりさんをしている様子。ひとりならいくらでも好きに動かせるのでは…と思っていたら「私の名演技でも楽しんでくれなっ☆」と開き直っている。可愛い。
ネムさん、配信切り忘れてますよ!

配審は1人の配信者に与えられた時間が決まっていて、その中で稼いでくださいね、といったルールで運営されているらしい。
終了時間前にはネムが質問に答えてくれる。このサイトのことや配信を始めたきっかけを聞く流れで、セクハラコメントをする主人公。「キショッ!ライン越え気を付けろよな」「笑えねーから反省しろ」ときちんと伝えるネムはきっといい配信者だ…。
投げ銭をした後に卑しい要求をしてくる審者は多いらしく、配信の終了時間を迎えた後に「オタクキツすぎ」と漏らすネムの様子も見られる。
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絵を一切使わずに文字だけで作られたテキストADV『文字遊戯』。様変わりした世界観が目玉と思いきや物語は思わぬ方向に進み、プレイヤーは言葉に干渉しながら世界を書き換えて真実と向き合うことになる。

ただ配信サイトを見るだけじゃない

配信サイトを通じておしゃべりを楽しむ。それだけで終わらないのが今作の好きなところだ。もちろん、ネムがこっくりさんやひとりかくれんぼをする様子を見て、ハラハラするのも良い。
しかし、ストーリーを進めるにつれて「運営がいないのになんで稼働してるんだ?そもそも設営者が自殺ってなんだよ?」と配審の真相が近付いてくる。ただ可愛い配審者を眺めるだけでは終わらない。
どうやら近隣では連続殺人事件も起きているようだ。それでもネムは夜中に廃墟へ忍び込むぞー!といった配審を続ける。可愛い…が、止めねば!
9つの豊富なエンディング

今作は「END1〜7」・「HAPPY END?」・「NOMAL END」の計9つのエンディングが用意されている。分岐はどれもわかりやすいため、セーブデータをこまめに分ければ全て回収できるだろう。
9つ全てのエンディングを見るとおまけの機能も開放される。ネムのプロフィールやスチルに加えて、怪しいサイト『配審』についての資料も確認出来るので、是非楽しんでほしい。
今作は健全版らしく、続編の過激版は現在制作中らしいのでそちらも楽しみ。
〈詳細情報〉
| ゲーム名 | 配審 |
| ジャンル | ビジュアルノベル |
| ストア価格 | 無料 |
| リリース日 | 2025年6月14日 |
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『Keep Only One Loneliness』

