どんなゲーム？
q.u.q.は、砂漠をさまようちょっとがさつな少女を描くシュールなビジュアルノベルゲームです。1周1時間程度でエンディングが9個(+1個)あり、全回収しても(スキップ機能使えば)3時間程度の遊びやすいボリューム。なのに中身は最後までぎっしり。やったね。
おもな登場人物は？
ハッチ
『ハッチ』この物語における主人公。ちょっとがさつでお口が悪い。ライフルと大砲をもって砂漠をさまよい街を目指す。
ティア
『テイア』この物語におけるヒロイン。ちょっとドジで心が優しい。ハッチの親友でこの度「英雄」に選ばれた。
異邦人
『異邦人』この物語における異物。ちょっと異質で恩を売りたがる。砂漠の中でハッチに出会い、等価交換を持ちかける。
どんなシナリオ？
主人公ハッチが大砲をひいて砂漠をさまよい、蜃気楼のある街を目指す物語。親友で英雄だったテイアの意志を継ぎ、「伝説の勇者」として砂漠に発生した蜃気楼を破壊する手段を探しに行く。
滅びを待つだけの荒廃した街の中、彼女が出会ったのは様々な異形(とたまに人間)。使徒と呼ばれる彼らは、大砲を撃つための「魔法の言葉」を管理しており、ハッチは自分自身の手で魔法の言葉を探すことになる。
果たしてハッチは、さいごに大砲を撃つことができるのか。ぜひその目で確認してもらいたい。
みどころ(？)の一つに多彩な死に方(ゲーム説明文にも記載されている公式のおすすめポイント)があるので、死んでしまってもヤキモキせずに最後まで楽しんでくれればと思います。
どんな人にオススメ？
人付き合いにちょっと疲れている。そんなあなたにオススメ。
最近のゲームみたいに絵が綺麗で、アクションが細かいゲームも素敵だけど、椅子に深く腰かけて、温かい飲み物を片手に持って、マウス片手に遊ぶのも悪くありません。
自分のペースで、自分なりに噛み砕きながら、物語と向かい合ってみて欲しい。
生きていると「正解」に悩む場面がたびたび訪れると思う。でも正直、自分が見えていて、経験できて、予測できる範囲の正解なんて『よりよい選択』程度にしかならない。「100点満点花丸ハッピーエンドフォーエバーな選択」なんてものは、それこそ「伝説」なのかもしれません。
この物語のハッチは、自分が考える「伝説」のルートに悩み、模索し、足掻き、そして掴みにいく。時折りぶっ飛んでいるけど、芯の通った彼女の行動には感化されるものがある。
ハッチに勇気をもらって、テイアに優しさを教わって、異邦人から寂しさを知って。そしたらきっと、少しだけ明日の自分が生きやすくなるんじゃないかなと思う。
ので、是非やってみて欲しい。ストアページを貼っとく(唐突なゲームのダイマ)
じゃぁね！
今回は未プレイの人向けに書いたけど、既プレイの人向けにも書いてるので、物語を満喫し終わったあとに余韻を燻らすぐらいの気持ちで読んでくれると嬉しい。
今からプレイするのはちょっとなぁって人は、私が実況してるのあるからどーぞ(唐突な私のダイマ)
いちおう1動画1エンディングでまとめてるので見やすい、はず。
また今回このような機会を与えてくださったこうゆう✕様に、この場を借りて感謝申し上げます。
それでは、q.u.q.をお楽しみ下さい～
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